2010年05月02日

スロベニア弁当 Slovenia Bento

bento_slovenia.jpg

特産のそば粉を使ったパンで

スロベニアのお弁当。スロベニアといえば「そば粉」が有名とのことで、京都にある日本唯一のスロベニア料理店「ピカポロンツァ 」さんでいただいておいしかった"そば粉のパン"を、自分なりに再現してみようと思い立ちました。

とはいっても、パン作りのイースト発酵やこねる過程が私にとってはめんどう(すみません、無精者です...)。もっと簡単に作れるパンはなかったかなぁと考えめぐらせたところ、思い出しました。アイルランドのソーダブレッド!

小麦粉にソーダ(重炭酸ソーダ=重曹)とサワーミルクを混ぜて丸めてオーブンで焼くだけ。しかも、焼きあがりがいかにもそれっぽくて、おいしいという、スグレモノのパンです。今回は、小麦粉にそば粉を混ぜて、スロベニア・スタイルの?ソーダブレッドとして応用してみました。

なお、スロベニアの国旗は、スラブ色である白、青、赤の横縞3色に分かれ、左横に国章が記されています(セルビアやスロバキアの国旗もよく似ています。同じくスラブ系のロシアも同じ配色ですね)。


【スロベニア弁当】レシピ (グループC)

■材料

<そば粉のソーダブレッド>
Buckwheat Soda Bread

・小麦粉(薄力粉) 200g
・そば粉 50g
・重曹 小さじ1/2
・ベーキングパウダー 小さじ1/2
・塩 少々
・砂糖(あれば三温糖) 大さじ1
・ヨーグルト半カップ、牛乳半カップ(混ぜる。サワーミルクの代用)

アルミホイル(お弁当の大きさに合わせてパンを焼く焼き容器を作る。)

1.ボウルの中で小麦粉、そば粉、重曹、ベーキングパウダーを一緒にふるいにかける。
2.1に塩、砂糖を入れて混ぜる。
3.ボウルの中の粉の中央をくぼませて、ヨーグルト&牛乳を少しずつ流し込み、ヘラなどで混ぜながらパンの生地を作る。
4.3をアルミホイルの容器の中に流し込み、生地が平均するようにトントンとたたく。
5.4の中央にナイフで十字を入れ、そば粉を少し上からかける。
6.5を180度のオーブンで30-40分程焼く。

sobabread.jpg

以上が、そば粉のソーダブレッド作り方。以下はお弁当への飾り方です。

<お弁当の詰め方>

トッピング
・プチトマト(横切りスライス)6-8個
・黒オリーブの実(横切りスライス)6-8個
・白チーズ、黄色いチーズ(国章の縁飾り。今回はゴーダチーズ、チェダーチーズを使用)
・のり(国章の背景と模様)

7.6のアルミホイルをはがし、横に上から3/1くらいのところでスライスして、パンの下の部分(分量の多い方)を食べやすい大きさにカットしてお弁当箱に戻す。
8.お弁当箱にプチトマトと黒オリーブの実、白チーズ、のりでスロベニアの国旗を描いて、できあがり。

TIPS&ひとこと

※国旗が白地のため、灰色を押さえるためにそば粉を少なめにしましたが、小麦粉との配分はお好みでどうぞ。

※サワーミルクは文字通り、外に出しっぱなしにしてすっぱくなった牛乳で、アイルランドのレシピには「古い牛乳」などとも書かれています(笑)。それでは何なので、牛乳とヨーグルトを混ぜたもので代用しました。ヨーグルトがないときは、牛乳にレモン汁を加えたものを使ってもよいと思います。アイルランドでは、クリームからバターを作った後に残った液体であるバターミルクを使うことも多いようです。

※以下、国章を拡大したスロベニア国旗です。

sloveniaflag.jpg

参照
スロベニア料理について


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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