2010年05月26日

パラグアイ弁当 Paraguay Bento

bento_paraguay.jpg

とうもろこし&チーズのパンで

南米パラグアイのお弁当。中南米料理にはとうもろこしの粉がよく使われますが、このお弁当も、パラグアイの国民食として知られるとうもろこし&チーズのパン、ソパ・パラグアージャ Sopa Paraguayaで表現してみました。

ソパ・パラグアージャのソパ(Sopa)は、スペイン語でスープの意味。最初はスープを作ろうとしていたら、いつの間にかとうもろこしのパンができてしまって、それがおいしくて定着したという、偶然の産物だったようです。開拓者が渡った新大陸にありがちな話、かもしれませんね。

パラグアイの国旗は、赤白青の横三色旗で、表面の中央部に国章が配置されています。ふだんあまり見られませんが、実は国旗には裏面があって、同じ配色の横三色旗に、ライオンと自由の帽子、「平和と正義」(PAZ Y JUSTICIA)と記したリボンを配置した国庫証印が記されています。なお、国旗に裏表があるのは世界中でパラグアイだけだそうです。


【パラグアイ弁当】レシピ (グループF)

■材料

<ソパ・パラグアージャ>
Sopa Paraguaya

(以下は、お弁当箱だいたい2つ分くらいの分量です)

・とうもろこしの粉 100g
・コーン(クリーム状の缶詰。または、ホールのものを少しとうもろこしの粒が残る程度にフードプロセッサにかけて使ってもよい=つぶつぶの食感が楽しめます) 100g
・たまねぎ 中1個 (みじん切り)
・たまご 2個
・チーズ (今回はモッツァレラチーズ(ピザ用の細切りされたドライなもの)を使用)150g
・バター 25g (室温で溶かしておく。そのうち5gはたまねぎを炒めるのに使用)
・牛乳 1/4カップ
・塩 適量

パルメザンチーズ 少々

<作り方>

1.たまねぎをバターでしんなりするまで炒める。

2.ボウルにたまごを割り入れ、たまねぎ、チーズ、コーン、バター、塩を入れて混ぜ、さらにとうもろこしの粉を牛乳とともに少しずつ、ダマにならないように加えて全体を混ぜる。

3.アルミホイルでお弁当箱の型を取り、その上にクッキングシートを敷いて(または油を塗って)、2の生地を流し込む(お弁当箱の上部に少し空きが残る程度まで)。トントンと叩いて生地を均一にする。

4.パルメザンチーズをかけ、200度のオーブンで30分程度焼く。

<トッピング>
・ケチャップ(国旗上部の赤い部分)
・黒オリーブの実(輪切り。国旗部分の青い部分)
・ゆでたまごの白身(中央の国章の輪の部分。輪切りにして使用)
・ゆでたまごの黄身(中央の国章の星の部分)

※ゆでたまごの白身と黄身は面倒ならマヨネーズで代用可。

焼けたソパパラグアージャに、パラグアイの国旗にならってトッピングをし、オーブンに戻してさらに3分ほど焼いてできあがり。お弁当箱には、クッキングシートをはがした状態で戻します。

sopaparaguaya.jpg

TIPS&ひとこと

※とうもろこしの黄色い焼き具合が、何とももおいしそうです。今回はお弁当にしましたが、本来は焼きたてがおいしいです。

※ソパパラグアージャだけでは乾いた食事になるので、付け合せにはさらっとしたスープなどをどうぞ。

参照
パラグアイ料理について


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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