2010年05月31日


サッカー王国・ブラジルのお弁当。今回はお弁当箱の中が主食ではありませんのでご注意。ブラジルの国民食といわれるフェイジョアーダ Feijoada (豆と豚肉の煮込み)の付け合せであるコウベ Couveと豆、コーンで国旗を表現しています。
というのも、緑色をしたブラジルの有名料理が見当たらなかったのです...。やや苦肉の策なのですが、フェイジョアーダのお弁当はぜひトライしてみたかったので、お許しください。フェイジョアーダはお肉がたっぷりで、ブラジル・サッカー選手のスタミナ力の秘密がきっとわかるはず。今回のワールドカップでも優勝候補ですよね。
フェイジョアーダは日本のブラジル料理店、特にブラジル人客の多いお店では、黒豆に、リンギッサというニンニクのきいた太いソーセージ、豚の内蔵が入っていたりすることがあります。実際は、豆の種類や具などはブラジルでも地方によっていろいろなバリエーションがあるそう。黒豆+豚の内臓は、もともとポルトガル植民地時代の奴隷食だったオリジナルに近いスタイルだと思うのですが、日本の普通の家庭で作って食べるには、ちょっとどぎつい感じです。そこで、ここで紹介するフェイジョアーダのレシピは、料理の肝を残しながらも、ライトなお手軽版にアレンジしてあります。
ちなみに、大西洋をはさんだアフリカの、同じくもとポルトガル領だったアンゴラやサントメプリンシペ等にも、フェイジョアーダとよく似た料理があります(おそらくこちらが原型でしょう)。
なお、ブラジル国旗の意味は、wikipediaによると「元来緑色と黄色はそれぞれブラジル皇帝であるペドロ1世のブラガンサ家とその皇妃マリア・レオポルディナのハプスブルク家を象徴していた。現在では非公式ながら緑色は森林を、黄色は金と鉱物資源を象徴していると解釈されることが多い」のだとか。また、円内の27個の星は、それぞれブラジル連邦共和国を構成する26州と1連邦直轄区を表しているそうです。
【ブラジル弁当】レシピ (グループG)
■材料
<フェイジョアーダ>
Feijoada
・豚バラ肉 (表面に塩をすりこんで、一晩、冷蔵庫の中で寝かせておく)200g
・太いソーセージ 2?3本
・ベーコン 100g
・たまねぎ 中1個みじん切り)
・赤いんげん豆の缶詰(すでに煮てある、甘くない豆)200g
・にんにく 1かけ(つぶす)
・月桂樹の葉 1枚
・塩、コショウ 適量
・バター 適量
・水 100?200mlくらい
※豚バラ肉、ソーセージ、ベーコンは食べやすい大きさにカットする。
<作り方>
1.鍋(中華鍋や浅めの寸胴鍋)にバターを入れて溶かし、たまねぎとにんにくを透き通るくらいまで炒める。
2.1に豚バラ肉を入れてさらに炒める。
3.2に豆を煮汁ごと加え、煮汁が少なかったら水を足して加え、そのまま30分ほどふたをしないで煮る。
4.3にソーセージとベーコンを加えてさらに15分ほど煮る。最後に塩とこしょうで味を調えてできあがり。
<コウベ>
Couve
・ケールの葉(なければ小松菜)1束 ざく切り
・たまねぎ(スライス)小半個
・塩 適量
・油 適量
1.フライパンに油をしき、たまねぎを透き通るまで炒める。
2.1にケールの葉を加え炒め、塩で味を整えてできあがり。
<トッピング>
・コーン(缶詰または冷凍品)
・赤いんげん豆 (フェジョアーダの中から豆を使う)
・白チーズ
・マヨネーズ(白チーズの代用も可)
ごはん
<お弁当箱への詰め方>
・お弁当箱にごはんを詰め、その上にコウベを敷き詰める。さらにブラジルの国旗のデザインにならって、コーンをひし形に、さらに豆と白チーズとマヨネーズで地球と星、帯を飾ってできあがり。
TIPS&ひとこと
※豆はほかに、黒豆(ブラックビーンズ)の缶詰が輸入品で手に入ります。豆そのものを一晩水で戻して、ゆでて使ってもOKです(もちろん、その方が手間がかかる分、ずっとおいしいです)。
参照
→ブラジル料理について
モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
→
メール
世界料理通信 (料理関係の情報やイベントを満載したニュースレター)配信登録(月2回発行)
Yahoo!Japanカテゴリ登録ブログ