2010年04月02日


6月に行われるFIFAワールドカップにちなんで、開催までに出場32カ国の国旗をモチーフにしたお弁当を作ってみようという、おばかな(笑)企画を立ててみました。第1弾は開催国「南アフリカ」です。
今回、アフリカ初のサッカー・ワールドカップ開催地となった南アフリカ。大航海時代にポルトガルのバスコ・ダ・ガマがインド航路を発見するきっかけとなった喜望峰のある国として知られていますね。豊かな自然に育まれたアフリカ土着の文化に加えて、ポルトガル人の寄港地としてポルトガルの文化をはじめ、新天地を求めてヨーロッパからやってきたオランダ人をはじめとするプロテスタントの人々、イギリス人、彼らが労働者として連れてきたインドネシア(マレー)人、インド人らの文化の混ざった多民族・多文化国家でもあります。
カラフルな南アフリカの国旗は、別名「レインボーフラッグ」とも呼ばれています。その意味は、「赤は過去の対立の中で流された血、青は空と二つの海、緑は南アフリカで欠かせない農場と自然、黄は南アフリカで産出される金に代表される天然資源、黒は南アフリカの黒人の国民、と同時に他のアフリカ諸国とのつながり、白は南アフリカの白人の国民、と同時に平和を、それぞれ示していると言われている」のだそうです。
また、「公式的に色には特に意味はないとしながらも、黒・黄・緑はアフリカ民族会議 (African National Congress) の旗の三色であり、残りの赤・青・白は旧宗主国のイギリス、オランダ国旗の三色である。そのため現在の国旗はアフリカの伝統と歴史を示していると解釈される」(以上wikipediaより)とのことです。
【南アフリカ弁当】レシピ (グループA)
■国旗に必要な食材
・ごはん(下に敷く)
・海苔(黒い部分)
・ほうれん草(緑色の部分。ゆでる)
・ゆでたまご(ラインの部分。白身と黄身を別々にして細かくつぶす)
・ナスのスパイシー炒め※A
・ダーバンカレー(南アフリカ料理)※B
※A ナスのスパイシー炒め
1.ナスを細かくカットして軽く炒め、カレー粉またはガラムマサラ、塩で味付けして出来上がり。
※B ダーバンカレー Durban Curry(南アフリカ料理)
材料:
<香り出し>
たまねぎ1個(みじん切り)、油大さじ1?2、とうがらし1本(輪切り)、シナモンスティック2cm程度
<スパイス類>
にんにく2かけ(すりおろす)、しょうが小さじ1(すりおろす)、カレー粉またはガラムマサラ小さじ3、クミンパウダー小さじ1、コリアンダーシードパウダー小さじ1、ターメリックパウダー小さじ1/2
<具など>
鶏肉または羊肉(なければ他の肉でOK)300g(お弁当用に小さめにカット)、トマト缶1缶、トマトピューレ(なければケチャップで代用)小さじ1/2、鶏がらスープ150ml(なければ水でよい)、塩、月桂樹の葉2枚、チリパウダー(辛くしたい時にお好みで)
作り方:
1.鍋に油を入れて熱し、とうがらしとシナモンスティックを入れて香りを出し、たまねぎのみじん切りをきつね色になるまで20分程弱火で炒める。
2.1にスパイス類を入れて2,3分炒める。
3.2の火を強めて肉を加え、よくかきまぜる。
4.トマト缶、鶏がらスープの半分、月桂樹の葉を加え、トマトをよくつぶしながら10分程煮込む。
5.トマトピューレと鶏がらスープの残りを加え、塩とチリパウダーで味を好みに調節し、汁気がなくなるまで20?30分程さらに煮込んで出来上がり。
TIPS&ひとこと
※赤っぽい色にするためにトマトをたくさん使いました。カレーは一晩置くと、味がなじんでよりおいしくなるので、晩ご飯に作った残りをお弁当用に使うとよいと思います。
※こんな面倒なカレー作りたくな?い、という方は(^^;、バーモントカレーなど日本のカレールウで、たまねぎと肉だけの具にし、水の代わりにトマト缶を使って普通に作ってみてください。
※ダーバンカレーは、南アフリカ第三の都市で、タミル系インド人の多い街・ダーバン発祥のカレー。六本木の南アフリカ料理ダイニングバー「ゴールデン・ライオン」さんのメニューにもあります。現地ではくり抜いたパン1斤にカレーを入れて食べます(これを「バニーチョウ」というそうです)。
※南欧料理によく使われる月桂樹を使ったり、トマトを多めに入れるところが、多民族国家・南アフリカらしいカレーといえましょうか。現地にはアニスを入れたり、レモンジュースを入れたりと、いろいろなバリエーションのダーバンカレーがあるようです。
※ほかに南アフリカ料理として、国民食ともいわれる「ボボティー」 Boboti(下写真)のレシピを紹介しています。作るのにちょっとだけ手間がかかりますが、おいしいので機会があったらぜひトライしてみてくださいね。

参照
→南アフリカ料理について
モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
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