2010年04月19日

ギリシャ弁当 Greece Bento

bento_greece.jpg

パスティチョと黒オリーブで表現

ギリシャ国旗のお弁当です。マカロニとミートソース、ホワイトソースを重ね焼きしたギリシャ版ラザニアのパスティチョ Pastichoと、黒オリーブのみじん切りで表現してみました。

パスティチョをひとことでいえば、「ムサカ」のなすやじゃがいもの代わりにマカロニを使った料理、でしょうか。そのためムサカより作り方が簡単で、単独で食事にもなる、ということでランチにぴったりです。スペインや中南米でも食べられているようですね。

なおギリシャ国旗の模様は、「元軍旗。9本の縞は独立戦争時の鬨の声である「自由か死か」(Ελευθερία ή Θάνατος) の9音節を表す。また青十字は、1821年にトルコからの独立を求めた反乱の際、パトラの府主教ゲルマノスが白地に青十字を掲げたことに由来する」(wikipedia)のだそうです。


【ギリシャ弁当】レシピ (グループB)

■材料

<パスティチョ(ギリシャのラザニア)> Pasticho
・マカロニパスタ 100g (やわらかめにゆでる)
・ミートソース (温める)
・ホワイトソース (温める)
・パルメザンチーズ (粉チーズ状)

・アルミホイル

飾り
・黒オリーブの実 10個程度 (みじん切り)
 (オリーブの実が苦手な方は、なすのみじん切りで)
 
■作り方&お弁当への詰め方

1.お弁当箱の大きさに合わせてアルミホイルを敷き、箱状の入れ物を作る。

2.1の底にゆでたマカロニを敷き、その上にミートソース、マカロニ、ホワイトソースの順に重ね、パルメザンチーズを振りかける。

3.2の上に黒オリーブのみじん切りでギリシャ国旗の模様を描く。

4.180度のオーブンで30分程度焼く。ホワイトソースがほんのり焼き焦げてきたら、オーブンから取り出す。

5.4をアルミホイルの箱ごとお弁当箱に戻して、できあがり(下の写真はパスティチョの断面です)。

pasticho.jpg

TIPS&ひとこと

※ミートソースとホワイトソースは市販の缶入りなど出来合いで構いませんが、うちで手作りした方がヘルシーですし、自分の好みの味に作れます。というわけで今回は手作りしてみました。以下にレシピを書いておきますね。

<ミートソース>
・オリーブオイル 適量
・トマト缶 1缶
・牛ひき肉 120g
・たまねぎ(みじん切り)中半個
・固形スープの素 1キューブ
・塩 適量
・コショウ 適量
・月桂樹の葉 1枚
・スパイス(ナツメグやシナモン、クローブ。単独で加えても、組み合わせて入れてもOK。すべてのスパイスが入ったガラムマサラが便利) 適量

作り方
1.鍋にオリーブオイルをしき、タマネギを炒め、火が通ってタマネギが透き通ったら、牛ひき肉を加えて、肉の色が変わるまでさらに炒める。

2.トマトペースト、スパイス、固形スープの素、月桂樹の葉を加えて中火で15分ほど煮込み、最後に塩とコショウで味を調えてできあがり。

<ホワイトソース>
・バター 30-50g
・小麦粉 30-50g
・牛乳 500ml
・塩 適量
・ナツメグ 少々(お好みで)

作り方
1.フライパンの中にごく弱火でバター50-30g程度を溶かし、ふるいにかけた小麦粉30-50g程度を混ぜ込んで、小麦粉がダマにならないように混ぜる。

2.1に牛乳を少しずつ加え、塩、ナツメグ少々で味をつけて、とろみがついたらできあがり。

※出来上がったパスティチョは、焼く前にひと晩置いておくと、スパイスの味がなじんでいっそうおいしくなります。また、たくさん作って焼いて小分けして冷凍しておけば、好きなときに食べられて便利ですよ!

※横浜のギリシャ料理レストラン「パルテノン」さんにあとで相談したところ、「マカロニとミートソースを混ぜてもおいしい」とのこと。これもまたよさそうですね。

※パスティチョのお弁当だけでは栄養が偏ってしまうので、ぜひギリシャらしく、レタス、トマト、きゅうり、オリーブの実、フェタチーズ(ギリシャの白チーズ)に、ミントの葉、オリーブオイル、ビネガー、塩を混ぜてかけたギリシャサラダを付け合せにどうぞ!

参照
ギリシャ料理について


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


※この記事・写真等はe-food.jpが著作権を所有しています。無許可での転用・転載は絶対しないでください。記事の原稿、写真は販売しております。→詳細「利用規約」

このエントリーをはてなブックマークに追加


コメント

トラックバックURL:

この記事のURL:


カスタム検索

世界料理ブログ(新)

RSS フェイスブック ツイッター
e-food.jpについて
お問合せ
コミュニティのご案内