2010年01月19日

テキサスバーガーbyマクドナルド

texasburger.jpg

アメリカのご当地バーガー

すでにTwitter等で絶賛されているというマクドナルドの期間限定「BIG AMERICA」シリーズの第一弾、テキサスバーガー(420円)を実食してみました。

地名のついた食べ物にはピクピクっと反応してしまう私...(笑)。マクドナルドのサイトにはテキサスバーガーについてこんなうたい文句が書かれています。「テキサスの荒野が目に浮かんでくるような、ワイルドな味わいのテキサスバーガー。スパイシーなバーベキューソースとピリッとした粒マスタードレリッシュの2種類のソースで、ジューシーでボリュームたっぷりの1/4ポンドビーフパティ(通常のビーフパティの約2.5倍)を、豪快にお楽しみください」。生地を一つ一つ丁寧に手で丸め、色よく焼き上げた特製3段バンズは、弾力のある食感が特徴。サクッと揚げたフライドオニオン、チーズ、旨みたっぷりのベーコンのアクセントがクセになりそうな一品、とのことで、100円バーガーに代表されるような安売り路線と違った、マック渾身のシリーズという印象です。

テキサスの荒野が目に浮かぶかどうかは微妙ですが(笑)、甘さとピリ辛が混ざったテキサスのバーベキューソースと、厚めのハンバーグのマッチングがいい感じだと思います。伝統的なテキサスBBQソースのレシピの例(英語)では、トマトソース、ビネガー、ガーリックパウダー、ウスターソース、タバスコ、チリパウダー、ドライマスタードなど、いろいろな調味料が混ぜ合わさっています。ヨーロッパの調味料に加え、Tex-Mexという料理があるくらいでテキサス州はもともとメキシコの一部だったから、メキシコっぽくスパイシーなのですね。そんな意味でもテキサスらしさを表しているソースかも。

テキサスバーガーのソースの味もそれに遠く違わないのですが、マックの他のメニュー、たとえばマックポークのソースとあまり変わらないような気がするのは、大量生産のファストフードの限界か...。なかなかおいしいのですけれど、大きさはともかくとして、420円出せばもっとおいしい国産バーガーが食べられるかな、とも思います。それでも人気が出たのは、やはり、地名が付いているから?(笑)

さて、マクドナルドがあまりに世界中で定着しているので、ハンバーガーがアメリカ生まれの食べ物だというのをつい忘れていました。テリヤキバーガー(日本)、プルコギバーガー(韓国)、マハラジャバーガー(インド。牛肉を使わないハンバーガー)、マックアラビア(中東)など、各国の地域色を活かしたバーガーを作ってきたマックですが、お膝元アメリカの各地をテーマにしたバーガーは、日本ではありそうでなかった商品ですね。

佐世保バーガーあたりに始まる、日本のご当地バーガー人気に刺激されての"本家登場"といったところでしょうか。

BIG AMERICAシリーズは1月初めのテスト販売を経て、今後は、ニューヨーク(2月上旬)、カリフォルニア(2月下旬)、ハワイ(3月上旬)という、アメリカ各地のご当地バーガーが同じく期間限定で販売されるそうです。ついでにマハラジャバーガーやマックアラビアも、いつか日本で販売してほしいなぁと思います。


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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