2009年04月10日

【四谷三丁目】昨年3月にオープンした、チェコ料理や東欧の料理、ビールとともに、チェコの絵本が楽しめるブックバー。
本棚いっぱいのチェコの絵本、静かに流れるチェコ語のラジオ放送が、落ち着いたいいムードをかもし出しています。お店は本格的なレストランではありませんが、ウッディな家具と、東欧チックなかわいらしい雰囲気が、女性に好まれそう。
といいつつ、お店の方は意外や、高野文雄さんと脇坂敦史さんによる男性二人の共同経営。「チェコとビールの素晴らしさを世に広めるためにお店を作ってしまった」とおっしゃるだけに、チェコビールのおいしさと、ビールによく合うチェコやポーランド、ロシア、リトアニアなど東欧の国々(ポーランドやリトアニアの料理を提供しているのは、今のところこちらのお店が東京で唯一かも)のお料理のレパートリーはさすがです。
家庭料理風のやさしい味わいのメニューの数々が、仕事帰りの疲れた体にはうれしかったですね。値段もお手ごろで、気軽に立ち寄れそうなところもいい感じでした。
↑ビールの消費量が世界一というチェコのお店に来たら、まずはチェコビールをオーダーしたいところ。左写真はKozelというチェコの大衆ビール。単独で飲んでもおいしいのだが、チェコ料理の前菜(左写真。上から時計回りに、ピクルスの漬け汁を使ったチェコ風ポテトサラダ、カマンベールチーズのマリネ、さっぱりとしたチェコ風サワークラウト)、また、チェコ風ビール煮込みのグラーシュ(上写真)や、じゃがいものパンケーキのようなブランボラーク(下左写真)などともとってもよく合う!すてきなマリアージュだ。
↑左写真がブランボラーク。右写真は、おすすめのリトアニア風ボルシチ。ウクライナやロシアのボルシチとは違った、パステルピンクの色合いの美しい、ヨーグルトベースの冷たいスープとビーツ(赤カブの一種)のハーモニーが、意外な相性のよさを発揮した一品。さらにハーブのディルとイタリアンパセリが、さわやかさを演出している。
↑デザートもまた素朴でステキ。左写真はブルーベリーをサンドしたコラーチ、右写真はマーブル状のスポンジケーキのバーボフカ。
↑店内にはチェコの絵本のコレクションや、チェコに関する本が本棚いっぱいに展示されていて、お客さんはもちろん、自由に手に取ることができる。左写真は店名にもなった、チェコ生まれで世界中で愛されているフォックステリア犬、ダーシェンカの絵本。そして、チェコがオーストリア・ハンガリー帝国の領地だった19世紀のプラハ生まれのフランツ・カフカ(「変身」で有名ですね)の書籍も。
チェコ料理がいただけるお店といえば、東京ではほかに、表参道と渋谷の間にある「カフェ・アノ」(近く移転予定とのこと)があります。それぞれ違った個性を持っているようですが、共通しているのは、料理だけではなく、もっと広くチェコの文化を紹介したいという意欲を感じるところでしょうか。日本ではベルギービールが有名になったけれど、チェコビールももっとポピュラーになるといいなぁ、なんて思ってしまいますね。
なお、お店はあまり広くないので、予約して行かれることをおすすめします。
だあしゑんか
東京都新宿区舟町7 田島ビル2F
Tel. 03-5269-6151
http://dasenka.jpn.org/
■定休日:月
■営業時間:14:00?24:00 (LO 火?土 23:30、日・祝 22:00)
※2009年5月1日より15:00オープン、祝日の月曜日は営業し火曜日休業に変更。
モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
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