2008年11月03日

健福(チェンフー)立川店|台湾素食

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お手頃価格の"もどき"菜食料理

【立川】立川の駅ビル・グランデュオ立川の7階「立川中華街」の中にある台湾素食(菜食)の店。国立に本店があります。

写真は豚肉を使わない、大豆肉の酢豚780円。見た目もおいしそうですが、味や食感も本物をできるだけ再現していました。

といった具合に、こちらのお店では、肉・卵・魚介類・ニンニク類を一切使わず、様々な食材で肉・魚の食感を再現。しかも、これまでの精進料理の店に比べて、値段がお手頃なのがうれしい限りです。

本物の肉や魚料理のように調理した菜食者向けのこの"もどき"中華料理は、粗食という感じはなく、見た目も豪華で遊び心もいっぱい。ベジタリアンでなくてもおいしく健康的にいただけますよ。

ニンニクがダメなのは、インドのジャイナ教でも禁忌の根菜だからかな、と思っていたのですが、古代中国の「五行」思想で、成分が強いため体内に入ると五臓を傷つけ、ひいては精神的ストレスを及ぼすという考えからなのだそうです。

ちなみに五行ではねぎやにら、らっきょうなどもNG。もちろん、こちらのお店のメニューにも使われていません。

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左写真は前菜のひとつ、鶏肉を使わない、ゆばのバンバンジー680円。焦げた皮の色合いや食感がまるで本物の鶏肉のようだ。右写真は北京ダック(風)。こちらもゆばの肉。辛みそなどつけて皮に包んで食べるところがいかにもそれっぽい。

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こちらはうなぎのぶつ切り風フライ。うなぎ海苔をうなぎの皮に見立てている。味はうなぎとはちょっと違っていたが、カタチは本物と見間違えそう。きっと、楽しみながら考案したのだろうなぁ...。なお、ごはんは玄米を選ぶこともできる。右写真はお店の入り口。たくさんの菜食向け食材が販売されている。


まあ、五行の考え方はともかく、お料理はどれも油分や味付けも控えめで、胃にもやさしい感じ。メニューは上記のほか、点心や麺類、炒飯、台湾屋台料理など実にバラエティなのですが、たくさん食べても、もたれません。ダイエット中の方にもおすすめです。

店内では大豆肉などの素食の食材も販売。また、お店は近々、銀座にも出店するそうです。都心に進出して本格的にブレイクするのではないでしょうか。


中一素食 健福(チェンフー) グランデュオ立川店
東京都立川市柴崎町3-2-1 グランデュオ立川7F
Tel. 042-540-2296
http://www.nakaichifu.jp/tachikawa.html

■営業時間 Open: 11:00-22:00(L.O.21:30)
■定休日 Close: 不定休



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profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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