2008年05月12日

タイフェスティバル2008|代々木公園

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日本最大級のタイのお祭り

【代々木公園】5月10日(土)、11日(日)に代々木公園で開催された恒例の人気イベント、「タイフェスティバル2008」に行ってきました。

この週末はあいにく肌寒く、ぐずついた天気。特に土曜日は、朝から降り続いた雨のせいで例年よりも来場者数は少なめだったのではないかと思うのですが、日曜日には雨もやみ、お昼あたりから混雑してきたようです。

私は日曜日のお昼ごろに会場に到着。一番のお目当てのタイ料理の屋台も、当初は並ばないで買えたのですが、だんだん人が増えてきて、2時をまわる頃には、場所によっては押すな押すなの大盛況。でも、これくらいのにぎわいがないと、やっぱりタイフェスティバルっぽくないですよね(笑)。

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地方モノに弱い私としては、まず、"本当に辛いのはここ"と自称していた「ランマイ」(川越)のタイ南部カレーにトライ(昨年も出店していた)。「辛いけれど大丈夫ですか?」とお店の方に念を押されても、「大丈夫っすよ」と軽く受け流していたが、容赦なく辛い。横に置いてあった追加のとうがらしに手を出さなくてよかった...。メインの具は魚で、辛いだけでなく味わいもあるのだが、後半はなかば号泣しながら食べた。何とか完食。でも、この激辛カレーのおかげで、寒い中、体がポカポカに。

右写真は、イサーン=タイ東北地方風パッタイ。どこの店かは忘れたが、300円となぜか安いなぁと思っていたら、具がほとんど入ってなかった(また涙)。質素なのがタイ東北地方らしいのか...。しょっぱめのシンユー(醤油)の味付け。

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タイ政府のブースでは、タイ料理やフルーツベジタブル・カービングなど、タイ文化を紹介するデモに力を入れていた。展示品の美しいカービング作品にも心意気を感じる。セミナーの方は先着順ですぐに一杯になってしまったようだが、5月20日から26日には、全国38軒のタイ国政府商務省認定レストランで、「2008 タイ・セレクト・レストランフェア」と銘打ったタイ料理を啓蒙するフェアも開催されるとのこと。

そんな盛況の一方で、ぐずついた天気のせいで、食べ物のバーゲンを始めるお店もあった(右写真)。

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ステージでは、タイの女性歌手ヤーヤーインさんや、ヴァイオリンをフューチャーした"コンテンポラリーなタイのジャズ"をコンセプトにした、テーワン・サップセーンヤーゴーンさんら、さまざまなライブが繰り広げられていた。かつてのタイフェスティバルでは、タイ・ポップスのライブのほか、セパタクローやムエタイといったありがちなデモが多かったが、芸術的にもずいぶんとモダンに幅広くなったものだ。

そして定番、トゥクトゥクの販売も...。日本で唯一という、トゥクトゥクの正規ディーラーさんが存在するのですね?。今年も限定10台(1台123万円)が完売だそう。今やタイ国内でもクラシックカーになりつつあるのだろうか。トゥクトゥクが日本のハイウェイを颯爽と走る姿をこの目で見てみたいもの(笑)。


今年も例年のように、トップ写真のようなドリアンが山積みのタイのフルーツ店、ナンプラーの小瓶が1本50円という安売りで競うタイの食材店、そして、素朴なタイの民芸品を売るお店などが集っていました。タイ食材のまとめ買いには便利。

何か特別に変わったこと、というのは見当たらなかったのですが、ソツのないタイの文化紹介イベントとして、よりオーガナイズドされ、成熟しているように感じました。タイ本国の近代化と相まっているのかもしれませんね。

もっとも個人的には、初期タイフェスティバル(当初はタイフードフェスティバル)のちょっぴり混沌とした雰囲気も、それこそタイらしくて好きだったのですが。


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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コメント

はぴいさん
コメントをありがとうございます。お久しぶりです。
「ランマイ」のタイ南部カレーは本当に辛かったですね?。涙ポロポロ、食後は青ざめてきたり...(苦笑)。

タイの個人タクシーをお持ちのご友人とはすごい。タイ人の店員さんが店から出てくる姿が目に浮かぶようです。

  • 2008年05月20日 16:40

こんにちは。おひさしぶりです。
タイフェスティバル、今年も楽しかったですねえ。
例年以上に雨がふって、ちとつらかったですが、やっぱり楽しい!
ランマイのゲーン(サバとタケノコのココナツミルク無し)はちょっと辛すぎておなかが痛くなりました(笑)
今回も先回に増した面白い料理が増えており、目を見張るものがありました。勉強になります。


そうそう、トゥクトゥクと一緒にタイの個人タクシー(黄/緑)が出展されていましたよね。
オーナーが友人で、タイ料理屋に乗り付けると、店からタイ人が飛び出してくるので面白いといってました(笑)

春先は旧正月のお祭りが各国であって楽しいですね。


ゆかりんさん
コメントをありがとうございます。

ぜひ激辛を体験してみてくださいね。
「ランマイ」のタイ南部カレーはお店でも定番メニューかどうか、事前に確認した方がよいと思います。

ちなみに、タイ南部カレーを定番メニューとしてそろえているお店には、他にこんなところもありますよ。

http://e-food.jp/blog/archives/2007/01/thai_country.html
タイ・カントリー(新大久保・タイ南部料理の専門店)

  • 2008年05月14日 09:36

Yuricoさん、お久しぶりです★

タイ・フェスティバル、美味しくも辛いタイ料理に満足だったことでしょうね!

辛いもの大好き、カレー大好きなので、ランマイのタイ南部カレーにはぜひ挑戦してみたい。
川越なら、埼玉在住の友達誘って行こうかな。

  • ゆかりん
  • 2008年05月13日 00:38

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