2007年07月03日


【高幡不動・南口】インド料理ひと筋25余年のベテラン・藤井シェフによる、アットホームなインド料理の店。お店ではインド各地の料理を提供していますが、インドの元ポルトガル領ゴアにある有名なアンジュナ・ビーチを店名に冠しているところからも、ゴアや南インド料理に特に力を入れられているようです。
上写真は、ポークビンダルー945円。インドでは珍しい豚肉を用い、ワインビネガーで煮込んだゴアならではのカレーです。
まるで南欧の煮込み料理のような見た目。ビネガーがきいているだけに、スパイシーというよりも、すっぱ辛い味わいで、南インド流にご飯と一緒に食べるとグッド。珍しさも楽しませていただきました。トッピングとしてシラントロ(パクチー)をちらしているのも、ポルトガル人好みですね。
インドでは、豚肉はほとんど食べられていませんが(おそらく豚肉をご法度とするイスラム国ムガールの影響や、単に暑い国では豚肉は傷みやすいという理由と思われる)、ゴアの旧宗主国ポルトガル人は、豚肉が大好き。かつてイベリア半島を征服されたイスラム教徒・アラブ人への腹いせなのか(笑)、スペイン人も豚肉をよく食べますね。
彼らは、本国ポルトガルからアフリカ最南端の喜望峰をぐるっと廻ってインドにたどりつく航路の経由地(たとえばカーボベルデやアンゴラ)にも、豚肉を食する文化を残してきました。


↑前菜なすとポテトのアチャール475円と、シーフード・ジャルフレージ(炒め煮風カレー)1260円。ボリュームたっぷりで、何とも家庭的。


↑最近、話題のインド産ワイン"スラ(Sula)"シリーズのディンドリ・リザーヴ・シラーズ。巷のワインショップのうたい文句には、衝撃的、とか大絶賛、なんて言葉が踊っているけれど、「インドにしては」という枕詞がついてのことだと(笑)。作り手はおそらくカリフォルニア・ワインを意識しているのだろう。このシラーズがもっとも評判がいいという。普通においしく飲め、インド料理にも合わせやすい味だった。
お店にはインドらしいインテリアに混ざって、なぜか曼荼羅の掛け軸なども...。

お店は20席程度とこじんまりとしていて、地元では人気なのか、満席のことが多いよう。遠方から出かけられる場合は、予約をしておいた方が無難と思います。
アンジュナ Anjuna
東京都日野市高幡3-7 ユニバーサルビル101
Tel. 042-593-3590
http://hino.town-info.com/anjuna/
■営業時間:11:30?14:30、17:00?22:00(L.O.21:00)売切れ次第閉店の場合あり
■定休日:水
モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
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