2007年05月09日


パリで最も予約が取れないといわれる三つ星レストラン「アルページュ L'Arpege」のシェフ、アラン・パッサール氏が来日し、4月26日から30日まで東京プリンスホテル パークタワーのレストラン「ブリーズ ヴェール」でお料理を提供しました。
パッサールさんは、定期的に「ブリーズ ヴェール」のために来日されているのですが、大物シェフだけに何せ予約が取れない。今回は、すばらしく情報キャッチの早い友人が2ヶ月前にすかさず予約を入れてくれ、何とかランチのテーブルを確保できた次第でした。
かつては肉料理のエキスパートだったというパッサールさんですが、99年からは野菜料理に力を入れているそう。今回のお料理も、旬の日本の野菜をふんだんに使った、まるで日本料理のようにも思える淡白なものばかり。メインは、青森産あんこうという意外な食材を使ったあんこうの玄米茶風味の塩包み焼き フレッシュハーブのアンフージョン(上写真)でした。
日本の年配のお客さんにもしっかりとアピールしている、時流を掴んだ何ともヘルシーな"フレンチ"なのでした。


↑左写真は、「アルページュ」の定番アミューズ「こだわり卵のメイプルシロップ風味」。殻ごとの卵を使ったエスプリ。混ぜて食べずに、上から積み重ねた味わいを少しずつ楽しんでくださいとのこと。
↑右写真は、埼玉の農園直送根菜 アルページュ風 一番絞り胡麻油とムスクラン。なるべく近い産地から運んだ野菜を使いたいという意向なのか。胡麻油を使いながら野菜のうま味が生かされた、まるで日本料理のような一品だった。


↑右写真は、有機野菜とシェーブルフレのテリーヌ 山葵風味のヴィネグレット。見た目の美しさはフレンチ、味は日本の薬味を使った、日仏合作的なお料理。そして、デザートの前にチーズのワゴンサービス(ベルナール・アンソニーのフロマージュ)。10種ほどから好きなチーズを選べた。デザート前のチーズは、ワイン好きにはうれしくなってしまう。


↑デザートはさっぱりとしたブリオッシュのクリスティアン ピスタチオのアイスクリーム。これで税サ込みでしめて10000円。他に14000円のコースも。ディナーは22000円?。Concierge.comによると、パリのお店でランチをいただくと130ユーロ(約21000円)はするそうなので、ユーロ高の折、お得だと思う。
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読売新聞によると、パッサールさんは最近、料理絵本「庭の小さな仲間たちの季節の野菜レシピ」(幻冬舎)を出版されたそう。絵本の中には、子供たちのために"空豆のオープンサンド"や”イチゴの冷たいスープ ハイビスカスシロップ風味”など、実際にご自分のレストランで出している料理のレシピも収録されています。ああ、なんて贅沢な食育だろう!なんて、大人もうらやましくなってしまいますね。
モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
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