2007年01月17日


【新大久保】JR新大久保駅から、韓国などアジア系料理店がにぎやかに軒を連ねる大久保通り沿いを、東に3分ほど歩いたビルの3階にあるタイ料理の店。タイ料理の多くのメニューに加えて、珍しいタイ南部料理を提供しています。
タイ南部料理の特徴をお店の方にうかがうと、「とにかく辛い」とのこと。通常メニューと切り離されたタイ南部料理のメニューには、"激辛"マークがズラリと並んでいます。
上写真は、「日本でいえば、秋田のきりたんぽのような、タイ南部の郷土料理」だという、魚の塩辛入りのさらさらした汁カレー、ゲーンタイプラー。おお?。塩辛ととうがらしの相乗効果?で、ご飯と甘いドリンクなくては食べられない、キケンなほど容赦なくスパイシーなカレーです(笑)。
でも、ただ辛いだけではなく、魚のダシや、具のかぼちゃの甘さの風味が活きていて、滋味たっぷりの素朴な田舎料理として楽しめるはず。タイ東北部(イサーン)や北部チェンマイの料理なども辛いといわれていますが、タイ南部にはまた違った特徴があって、ひとくちにタイ料理といっても、地方によってずいぶん違うんだなぁと納得しました。


↑歩道に置かれた"南タイ料理"の黄色い看板が目を引く。国際的に有名なサムイ島などのゲートウェイ地でもあるタイ南部のスラタニー(スラッタニー)出身のお店の方が、本国並みに容赦なく辛いお国の料理を提供。タイ南部らしい、小柄で、浅黒い顔立ちにくしゃくしゃの笑顔がステキなスタッフのおばちゃんも、雰囲気アップに一役買っている。


↑左写真は、そぼろのような鶏のカレー炒めクワクリン・ガイ(牛肉や豚肉バージョンもあるよう)。これも、じわじわとくる強烈な辛さだが、レモングラスの香りがさわやかで、タイ米のご飯によく合うので、慣れればおいしくいただける。
右写真は、南タイ料理の中では辛くないという、ヨーマプラオパットクン(ココナッツの木の芽と海老の炒め)。ほどよいとうがらしの量と、コリコリとした食感を楽しめる一品。


↑「タイカントリー」には、南タイ料理以外のメニューも豊富。上写真はタイ料理の定番である、パッタイ(タイ風焼きそば)とプーパッポンカリー(渡りがにの卵カレー)。どちらもほどよい辛さで、とてもおいしい。シェフの腕のよさがうかがえるなぁ。


↑締めは、甘いデザートでホッ。左写真は、タロイモのおだんごが入った、温かいココナツミルクのデザート。これもグッド。
↑店名の"カントリー"(田舎)にかけたのか、店内のインテリアはアメリカのカントリー・ウエスタン調というミスマッチ。ほの暗い照明の、落ち着く空間。
------------------------------------------------------------------
マジックミラーを使った窓のために、外から店の中が見えず、最初はあやしい感じがしてちょっと入るのをためらってしまうのですが(笑)、店内はいたって健全。女性グループでも安心して入れます。価格も手ごろで、お店のスタッフも感じがよく、気持ちよく南タイ料理を堪能することができました。
-----------------------------------------------------------------
タイカントリー Thai Country
新宿区百人町2-2-1 REMAX新大久保3F
Tel. 03-3200-7997
http://www.thai-country.com/
■営業時間:17:00?翌朝5:00
-----------------------------------------------------------------
モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
→
メール
世界料理通信 (料理関係の情報やイベントを満載したニュースレター)配信登録(月2回発行)
Yahoo!Japanカテゴリ登録ブログ