2006年11月17日


【西新宿】新宿のヒルトン東京ホテルのロビーラウンジマーブルラウンジで11月16日まで開催されたベネズエラ・フードフェアに出かけてきました。
今回のフェアでは、アメリカのザガット誌で"全米のベスト・レストラン"のひとつに選ばれたマイアミの南米料理レストラン「カカオ」のオーナーシェフ、エドガー・レアルさんが来日。ベネズエラの古典的な伝統料理を踏襲しながらも、モダンで華やかな料理を提供していました。
上写真は、ブッフェのメイン料理。黒豆の煮込みや、細切り牛肉を煮込んだカルネ・メチャーダ、揚げたバナナ(プランテーン)など、本来はもっと地味であろう南米の料理が、"シンプル・シック simple chic"を身上とするレアル・シェフの感性によってアレンジされ、目でも、舌でも、楽しむことができました。
北米から南米やカリブへのゲートウェイである都市マイアミは、欧米人客らにも受け入れられるようモダンに洗練されたラテンアメリカ料理(ヌエボ・ラティーノ)の発祥地です。レアル・シェフは、そのマイアミの高級住宅街・コーラルゲーブルスに店を構えて、成功しているわけ。オープンしたレストランの半数以上が1年以内に消えていくという厳しいアメリカ・レストラン業界で、これは、なかなかスゴいことでしょうね。


↑左写真は、ベネズエラ料理ブッフェの前菜。鮮魚を使ったマリネ(セビッチェ)各種や、素朴な味わいのとうもろこしのパンアレパ(手前写真。チーズやハム、豚肉、卵などの具をはさんで食べる)、アーティーチョークのサラダなど、モダンな見かけながらも、しっかりと南米色を残している。
右写真は、モッツァレラチーズのスープ。他にもリゾットなど、イタリア食材をところどころに取り入れているよう。


↑デザートの盛り合わせ。コンデンスミルクを使った濃厚な南米風カスタードプリンや、チュロス、アロスコンレチェ、チョコレートムースなどが、甘さ控えめに洗練されて登場。中でも、レアル・シェフのお得意はチョコレートを使ったデザートのよう(店名の「カカオ」もそこから由来したのだろう)。彼の祖国ベネズエラは、カカオの一大産地なのだった。


↑11月12日には、2階のフレンチレストラン「トウェンティワン」で料理教室も開かれた。参加者が調理に参加するスタイルではなく、デモンストレーションだったのが残念だったが、ラテン系らしく、陽気でおしゃべり好き、気さくなレアル・シェフのレストランや料理のお話が、なかなか興味深かった。
↑右写真は、ロブスターのリゾット。生きたロブスターを茹でてトッピングした、ゴージャスな一品。オレンジのラムの香りがアクセント。


↑左写真は、ベネズエラ風チーズスフレ、カチャーパ。リコッタチーズ(またはモッツァレラチーズ)を、とうもろこしの粉を混ぜた生地で焼いた、カンタンにできるおいしい料理。右写真は、レアル・シェフお得意のベネズエラ産チョコレートを使った、メルティングケーキ。使用するバターの量に仰天(笑)。
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今回のマーブルラウンジのブッフェの品数は前菜、スープ、メイン、デザートを合わせて軽く30品以上ありました。過去にペルーやフィリピン、スリランカ料理フェアなどを行なってきた同ラウンジですが、今回は素材などに特に気合が入っていたように思えました。平日料金3450円(ネット予約でこの10%オフ)はお得な印象。
ベネズエラ料理フェアとは、ホテルにしてはかなりチャレンジングだなぁと思いましたが、次回も意外な国の料理フェアで、お客をびっくりさせてほしいものです(笑)。
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マーブルラウンジ
新宿区西新宿6-6-2 東京ヒルトンホテル1F
Tel. 03-3344-5111(代表)
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モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
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