エソギエ|ナイジェリア料理|新宿
ナイジェリア料理レストラン&バー
※最新訪問日:2009年3月1日
【新宿3丁目】飲食店がひしめく新宿3丁目の末広亭周辺にある、ナイジェリア人エソギエ(ラッキー)さんがオーナーのナイジェリア料理レストラン&バー。
ひなびた雑居ビルの3階にある、ウナギの寝床のような真っ黒に塗られた店内は、初めてではなかなか入りにくい雰囲気なのですが、日本語が堪能で、温厚なエソギエさんの顔を見れば安心するはず(日本人スタッフもいます)。お料理の値段も手ごろで、チャージはなし。上写真のアカラ(白いキドニービーンズをつぶして揚げたもの)とキャベツサラダ800円は、ビールにとっても合います。ほかにも珍しいナイジェリアの料理がいろいろそろっています(そして味付けもなかなかおいしいです!)。
左写真は、肉とたまねぎをピリ辛合えしたスヤ650円。これもビールに合う。右写真は、ナイジェリア製造のギネスビール(ライセンス品)。なかなかのレア品(入荷状況次第で、ない場合も)。アイルランド産のギネスビールに比べて、甘ったるい独特のクセがある。隣はナイジェリア産のシュナップスシーマンズ。こちらもレア物。
左写真は、ジンに薬草を漬け込んだナイジェリア特有のお酒オゴゴロ。飲むのにちょっと勇気がいるけれど、スッキリ味で意外と普通。もちろん、こんな変わったお酒は少数派で(笑)、カールスバーグの生など、普通のお酒もたくさん置いている。右写真は、路面に置かれたお店の看板。
ナイジェリアとひとことでいっても、面積が日本の約2.5倍、人口が同程度、そしてハウサ族、イボ族、ヨルバ族などが暮らす多部族(他民族)国家で、料理もひとことでは語れなさそう。エソギエさんはナイジェリアの中小部族に相当するエド族とのこと。今度、訪れる機会があれば、エド族特有の文化についてうかがってみたいな、なんて思っています。
止まり木のようなバーカウンターは、なかなか居心地がよく、時間がたつのを忘れてしまいそうです。興に乗ればラッキーさんによるジャンベ(アフリカ太鼓)のセッションにも参加できますよ。
エソギエ -Esogie
新宿区新宿3-11-2 村木ビル 3F
Tel. 03-3353-3334
http://www4.point.ne.jp/~esogie/
■営業時間 Open: 月・火・木18:00-0:00、金・土・祝日前18:00-翌4:00、日18:00-23:00
■定休日 Close: 水
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
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うん。今日はじめて行った。
美味しかった。
とくに「スヤ」はいい、お酒のつまみにとっても合う。
オーナーのラッキーさんも気さくで良い人だし、また行ってみたい店でした。
ジョジョさん、コメントをありがとうございます。
こちらのお料理、おいしいですよね。ラッキーさんの温かいお人柄がうかがえるようです。先日、訪れた際も私たちも同行者のひとりがお誕生日月で、ラッキーさんのジャンベで祝っていただきました。あのライブは感動しますね。
ここのおすすめと言えば、
やっぱりチキンエグシシチュー&エマですね!
まるで日本のお餅みたいな「エマ」を手でちぎって、
ピリ辛&ちょっぴり苦い味のチキンエグシシチューにつけて食べるこの料理にハマって、何年もこの店に通ってます。
上で紹介されたナイジェリアギネスやオゴゴロも、
他のお店では味わえないレアな味。
レアなだけじゃなく、本当にすっごいおいしいんです!
お客さんの誕生日の日などには、マスターのラッキーさんがジャンベを叩きながら歌を歌てくれることもあるので、もー最高です。
今年も誕生日パーティーはここでやろうと思ってます!