ウィーン?オーストリア料理フェア
[ ■催しもの ]
モーツァルト生誕記念イベント
今年はモーツァルト生誕250年目に当たる年。それを記念して、東京でもモーツァルトやオーストリアに関連するフェアが開催されています。
料理関係ではまず、去る6月に、日本橋のマンダリン・オリエンタル東京ホテルのレストラン「シグネチャー」で、モーツァルトの生まれ故郷であるザルツブルクにある、ミシュランの2つ星レストラン「ホテル・オバウアー」のスターシェフを招いたフェアが開催されました。
マスやビーフなど、内陸らしい食材を洗練されたモチーフで仕上げた料理の数々。フレンチともイタリアンとも違う、オーストリアの伝統を感じるオリジナリティにあふれるお料理でした。
***
また、7月15日まで、東京・霞ヶ関ビル33階の東海大学校友会館のレストラン「KEYAKI」では、「オーストリア ウィーンフェスト」を開催中です(日曜日を除く)。
こちらは今年で23回目を迎える恒例のフェアで、ウィーン料理の第一人者フランツ・ツォートル氏(トップ写真)を招き、ツォートル氏自身のサーブによる、数々の本格的なウィーン料理の数々がいただけます。モーツァルト・イヤーの今年は、チターの生演奏を聴ける、モーツァルトにちなんだ晩餐会も。
それに、料理はもちろん、ザッハトルテなどのたっぷりのデザートがいただけるランチビュッフェは1人2000円という、何とも良心的な価格。先日、私が訪れたときは、日本人に加えて、オーストリアや南ドイツ系のお客さんでいっぱいでした。
ハプスブルク王朝来の歴史を持つウィーン料理のビュッフェ。チキンのシュニッツェル、牛タンのボイル ホースラディッシュ風味、パンのダンプリング、エスカルゴのオーストリア風など、ツォートル・シェフによる手の凝ったおいしい料理に感激!
ツォートル・シェフが自ら切り分けてくださるウィーンスタイルのローストポーク。右写真はデザートの盛り合わせ。ウィーンらしい気品がただよう。
ザッハトルテも食べ放題。2000円という価格は本当に太っ腹だと思う。本家ウィーンのホテルザッハのカフェで出されるものよりも、甘さ控えめな印象。右写真は、お店の一角に設けられた、モーツァルトやエリザベートなど、オーストリア・グッズの記念品販売コーナー。旅心をくすぐります。
----------------------------------------------------------------
こちらのフェアはとても人気があるようですので、(特にランチタイムは)予約をおすすめします。
東海大学校友会館 KEYAKI
千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル33F
TEL: 03-3581-6041
***
モーツァルト関連に加えて、秋には19世紀末のウィーンの画家グスタフ・クリムトの伝記映画「クリムト」も公開の予定。オーストリアはスイスとともに、2008年のサッカー欧州選手権の開催地にも決まっていたりと、これからちょっと注目していきたい国になりそうです。
おまけ
オーストリア政府観光局による、ザルツブルク旅行が当たるクイズ(?9/30迄)
ザルツブルクを舞台にしたミュージカル映画「サウンド・オブ・ミュージック」の“シング・アロング字幕”付きファミリー・バージョンDVD発売キャンペーン。DVDを買わなくても応募できますよ!
e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。
※この記事・写真等はe-food.jpが著作権を所有しています。無許可での転用・転載はご遠慮ください。商用利用の記事、写真等は販売しております。→「利用規約」
Tweet |
この記事のURL:
あれ・・? ¥2000のランチビュッフェは どこですか?
リンクしてある所みたら 高級価格だったので 敷居が高いけど、 ¥2000なら 迷わず行ってみたいです。