2006年06月
「横浜ウォーカー」のワールドカップ・グルメ特集
情報誌「横浜ウォーカー」の6/21-7/4号で、「ハマで楽しむW杯グルメ!! 全32か国が大集結!」として、ワールドカップ全出場国の料理が特集されています。
イーフードも少し協力。アンゴラ料理のムアンバのレシピを提供しました。アンゴラ料理を作ってくれるレストランは、さすがになさそうですものね(笑)。
「快食の新・常識 ― 「食」の現場からの73のヒント」
読売新聞の日曜版で連載された宇佐美伸記者の「快食ライフ」が、「快食の新・常識 ― 「食」の現場からの73のヒント」として、講談社より文庫本化されて発売中です。
東京苑|韓国料理|東上野
肉質の良いおいしい焼肉
【上野・仲御徒町】およそ半世紀の歴史を持つという、東上野の小さなコリアンタウンの路地裏にある、老舗の焼肉店。上記のカルビ・ランチ定食が900円ちょっとでした。
ワールドカップな週末
料理と楽しむサッカーの試合
ドイツで開催中のサッカーのワールドカップも決勝トーナメントに入り、がぜん盛り上がってきました。日本代表の敗退がとても残念でしたが、最高のプレーを楽しめるのはこれから。というわけで、この週末は私なりに、料理とともにW杯に明け暮れてみました(笑)。
真鯛のポワレ プロヴァンス風 -レシピ|フランス料理
簡単シンプルなおしゃれフレンチ
いろいろな国の料理を自分で作るのは楽しいけれど、手間と技術が必要なフランス料理だけは、プロが作ったものを食べに行こうと考えておりました。
でも待てよ、ソースさえあれば、けっこうそれっぽい料理が作れるかも...。というわけで、プロヴァンスなど南欧でポピュラーなグリーンの"ピストゥソース"を使った、真鯛のポワレを作ってみました。
パンデロー -レシピ|ポルトガル・デザート
カステラの原型になったお菓子
パンデロー(パォンデロー Pao de Lo)は、カステラの原型ともいわれる、卵の黄身をたっぷりと使ったポルトガルのお菓子。
生クリームを飾ったりして、ケーキのスポンジのように使うこともあるようですが、ここでは、わざと生焼けにして、カスタードクリーム状の中身を楽しむ、ポルトガル中部オヴァール地方の素朴なパンデローのレシピをご紹介します。
荒井商店|ペルー料理|新橋
洗練されたペルー料理
【新橋】JR新橋駅と都営地下鉄・大門駅の中間あたりという、意外なロケーションにあるペルー料理レストラン。
店名から、金物屋と間違える人が続出中らしいですが(笑)、コンセプトもなかなか意外で、フレンチの「オテル・ドゥ・ミクニ」で修行経験を持つ若い荒井隆宏シェフが、ヌエボ・ラティーノ(新ラテンアメリカ料理)の流れを汲んだ、洗練されたペルー料理を紹介しています。
ジョロフライス -レシピ|ガーナ料理
西アフリカ風炊き込みごはん
ガーナをはじめ、サハラ以南の周辺国でポピュラーなお米料理。脇にドーンと肉を添えたり、どちらかというとガッツリ系の料理になりがちなのですが、日本の女性にも食べやすい、ヘルシーでやさしい味わいの野菜のジョロフライスもあるのです。今回はこちらのレシピを紹介しますね。
キューバンカフェ|キューバ料理|築地市場
「ボデギータ」が移転・統合
※現在の店は2010年閉店。2011年中に下北沢で再開の予定とのことです。
【築地市場】都営大江戸線の築地市場駅から徒歩5分ほど。浜離宮に隣接した近代的なビルの中にオープンした、キューバ料理とメキシコ料理のカフェ・レストラン。六本木にあったキューバ料理店「ボデギータ」の姉妹店としてオープンし、現在は「ボデギータ」が移転して、統合されました。
ブレク -レシピ|セルビア料理
バルカン半島のパイ風料理
先日、分離独立が可決されたセルビア・モンテネグロ。とはいっても、両国の料理にはいずれも、東欧のバルカン半島にある他の国の料理と同じく、トルコやギリシャの影響がうかがえるようです。
この"ブレク"も、トルコやギリシャの料理やお菓子によく使われるフィロシート(パートフィロ。薄い小麦粉の皮のシート)を使った、セルビア・モンテネグロや旧ユーゴの周辺国でポピュラーな軽食。具の種類はいろいろありますが、今回は、チーズを使った、シンプルなブレクのレシピをご紹介しますね。
ヴィラモウラ|ポルトガル料理|銀座
南ポルトガル料理の専門店
【銀座】6月1日に銀座6丁目(泰明小学校前)にオープンした、南ポルトガル料理レストラン。"カタプラーナ"(左写真)という、ポルトガル南部の漁師料理をはじめ、各種ポルトガル料理やポルトガル産ワインがいただけます。
ボルシチ レシピ|ウクライナ料理
ウクライナ発祥のスープ料理
ロシア料理の定番と思われている"ボルシチ" borschは、実はウクライナが発祥のスープ料理。肥沃な穀倉地帯が広がるウクライナは、旧ソ連からのグルメの宝庫だったのです。ボルシチ=スラブ語でビーツ(赤カブの一種)の意味で、このビーツを入れるのが、本来のボルシチの必須条件なのだそう。
ボルシチは、ブイヤベース、トムヤムクン(あるいはふかひれスープ)とともに、"世界三大スープ"のひとつにも数えられています。
魚のグリル&アチェケ -レシピ|コートジボワール料理
いろどりの美しい魚料理
旧フランス領だった西アフリカの国、コートジボワール(象牙海岸)。アフリカらしさにプラスして、どこかフランスのエスプリが感じられる、いろどりの美しい魚料理をご紹介しましょう。
左写真は、浜松町の西アフリカ料理レストラン「カラバッシュ」のメニューにある同料理です。
クク -レシピ|イラン料理
サフラン風味イランのたまご焼き
日暮里のペルシャ料理レストラン「ざくろ」のメニューにもたびたび登場する、見た目はイラン風のオムレツ、もしくはお好み焼きのような料理、"クク"のレシピをご紹介します。
クロアチア・リンク集
ワールドカップ特需?がイーフードにも波及しているのですが、日本対クロアチア戦を控えているせいか、このところサイト内のクロアチア関連のページビューが急激にアップして驚いています。特に、サルマ(クロアチア風ロールキャベツ)のレシピがとうとう全ページ中のトップ3になっちゃった。まさに前代未聞...。
さあ、サルマを食べて、18日はクロアチアを打ち負かそう!(笑)
ガンボ -レシピ|アメリカ・ケイジャン料理
欧州とアフリカ文化のミックス料理
ガンボは、アメリカ・ルイジアナ州の郷土料理・ケイジャン料理の定番としてもよく知られている一品。
ケイジャンは、フランスのアケイディア*の人々がルーツですが、ガンボ自体は、ルイジアナを統治していたスペインや、ネイティブアメリカン、カリブ経由の西アフリカの影響もうかがえる、ちょっとスパイシーな、クレオール(ヨーロッパとアフリカのミックス文化)色の強いスープ料理です。
ヒュッツポット -レシピ|オランダ料理
素朴で合理的な料理
オランダは昔から、質素で堅実をモットーとしてきた国。だから、食事にもそのお国柄が表れていて、隣国ベルギーのようなグルメ料理は少ないといいます。オランダを代表するこの"ヒュッツポット"も、まさにそんな国民性を反映した、素朴な料理です。
ピッツァ・マルゲリータ -レシピ|イタリア料理
ナポリ・ピッツァの定番
ピッツァ・マルゲリータは、トマトとモッツァレラチーズ、バジルの葉の具だけという、ナポリ・ピッツァの定番。シンプルながらも、きれいなイタリアの国旗色が、ワールドカップ・クッキングにはぴったりの一品です。
専用の石窯を設置したイタリア料理店も増えてきましたが、これを家庭で作る方法を考えてみました(写真がきたなくて、ごめんなさい)。
ラクレット -レシピ|スイス料理
スイスの代表的なチーズ料理
料理といっていいのかもわからないほど(笑)、とっても簡単なスイス料理。
「アルプスの少女ハイジ」にもラクレットを食べるシーンが出てくるんですって。チーズフォンデュと並ぶ、スイスの代表的なチーズ料理といえそうですね。
フライド・プランテーン -レシピ|トーゴ料理
西アフリカでポピュラーな料理
プランテーンは、バナナのような見かけの実をした植物。トーゴ共和国のある西アフリカや、カリブ諸国などでポピュラーな食べ物で、甘みはほとんどなく、野菜のように料理に使われています。
ここでは、シンプルな揚げ物のレシピをご紹介しましょう。
ブランボラーク -レシピ|チェコ料理
ビールによく合うチェコ料理
ブランボラークは、じゃがいもを使ったチェコ風"お好み焼き"。でも、チェコに旅行して、この料理をレストランで食べたという人は少ないそう(私もそうでした)。それもそのはず、これは、レストランの料理ではなく、まさに日本のお好み焼きのような、チェコの家庭の味なんですって。
シュペッツレ -レシピ|ドイツ料理
南ドイツのローカルフード
シュペッツレ(シュペッツェレ spaetzle)は南ドイツ・シュヴァーベン地方の郷土料理。見かけはショートパスタ風ですが、食感が違います(ちょっとニョッキにも似ている)。チーズなどをかけてそのまま食べたり、グヤーシュ(パプリカのスープ)の付け合せにしたりするそう。
ワールドカップ・レシピ!
W杯出場国の料理レシピ集
いよいよキックオフしましたFIFAワールドカップ。イーフードでも、料理でワールドカップを祝おうと「ワールドカップ料理会」というイベント・シリーズを行ってきましたが、総仕上げとして、その全出場国のレシピをまとめてみました。
ヤンソンの誘惑 -レシピ|スウェーデン料理
悩ましくも美味なる北欧の味
悩ましい名前が印象に残るスウェーデンを代表する料理、"ヤンソンの誘惑"(スウェーデン語で"ヤンソンズ・フレステルセ" Janssons Frestelse)の作り方をご紹介します。
ロティ -レシピ|トリニダード料理
インド風なトリニダードの軽食
アンゴラと同様、2006年のワールドカップに悲願の初出場を果たしたトリニダード(トリニダッド)・トバゴは、スティールドラムの明るい音色や、カリプソ・ミュージック、カーニバルが名高いカリブの国。
その一方で、旧英国領だったこともあってインド系人住民が今も多く、食べ物にはインドの影響がうかがえます。この"ロティ"も、まさにインドの血を引く料理。でも、食べ方や具にカリブならではの特徴があるんです。
ムアンバ -レシピ|アンゴラ料理
アンゴラ風のシチュー
今年のFIFAワールドカップにめでたく初出場を果たしたアンゴラといえば、内戦のイメージが長らくつきまとっていたアフリカ南西部の国ですが、この世界の桧舞台で、ネガティブなイメージを一気に払拭してほしいところ。
さて、ここでは、そのアンゴラでよく食べられている料理"ムアンバ"(もしくは、"モアンバ")の作り方をご紹介します。未知の料理という方が多いと思いますが、比較的簡単に作れる上、意外なおいしさにびっくりするはずですよ。
アンコール・パーティー「リメンバー・ワールドカップ」
7月8日に東京で開催
「ワールドカップ料理会」のアンコール版として、7月8日に、インターナショナルなポットラック&ワイン・テイスティング・パーティーを開催しました。
サッカー好きな方、海外の料理や旅行に興味のある方ならどなたでもどうぞ(お一人でも歓迎です)。楽しく交流を深めましょう!
セグレード・ショーレストラン|ブラジル料理|鶴見
横浜・鶴見駅前のブラジル料理店
【鶴見】日系人をはじめとする、南米系の住民が多いことで知られる鶴見の、京急鶴見駅の近くにあるブラジル料理レストラン。本町通り商店街にあるお店の2号店です。
モンテネグロが独立宣言
セルビア・モンテネグロのモンテネグロ共和国議会が、独立賛成派が勝利した住民投票の結果に基づいて独立を承認し、独立を宣言したそうです。ワールドカップのナショナル・チームはどうなる?
詳細は
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060604-00000019-kyodo-int