2006年03月09日


※非常に残念なのですが、2008年4月に閉店されました。
【新大久保】近年は、ハングルの飛び交うコリアンタウンとして知られるようになった新大久保にある、日本の古式ゆかしいナマズ料理の専門店。大きなナマズの看板が目印です。
うなぎやどじょうならともかく、ナマズの専門は珍しいですね。"都内で唯一"との声も聞きますが、私はほかに、埼玉県の利根川沿いでナマズ料理店を見かけたことがあります。
こちらは何といっても、ちょろっと生やした髭がナマズチックといえなくもない、ナマズ研究で有名なさるやんごとなき天皇家の次男が、お忍びで来られるお店なのだそうです(しかし、研究するだけでなく食っちまう、いや、お召しあがりになられるのか...(笑)。
お店のメニューにズラリ並ぶ"ず"の文字。これが、なまず料理のしるし。天ぷら、にこごり、刺身、西京焼き、鍋...と、何でもアリです。いろいろ食べてみたい方は、5000円から8500円まで用意されている"ず一式"コースを頼んでみましょう。


↑コースのナマズの刺身と、ナマズの天ぷら。刺身はまったく生臭さはなく、おいしくいただけた。


↑左は、ナマズの西京焼き。これは淡白で、やや臭みのあるナマズの素材を活かせる調理法のひとつだなぁ、と感心。右はなまず家の外観。お店の周辺は、その名もナマズちゃんという飼い猫(カワイイ!)がウロウロしていたりする、のどかな住宅街。
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夜の料理は意外と値が張る、と聞いていましたが、あまり予算のない方でも、おそらくこの道50年は下らないとおぼしきおかみさんが、親切に相談に乗ってくださるはずですよ。
8人で訪れたわれわれには、「コース4人前、鍋4人前になさいな。お安くいろいろ食べられますでしょ」なんてアドバイスをいただきました。このおかみさんの、にこやかで、古風な語りがとってもステキ!いわゆる高級料亭ではなく、気取りのない、上品な下町料亭の心地よさとでもいいましょうか。
それに、一切BGMのない、ちょいとひなびた畳の個室が、ふた昔前風で、またいい雰囲気なんだワ。この時期はちょうどおひな祭りで、「よかったら、見ていってくださいな」と、床の間に飾られた見事なひな壇を見せていただきました。
ちなみに、お昼は、"ず丼"が580円という良心価格。作家や文化人を含めて、昔からの常連さんが多いわけです。
あ、肝心のナマズの料理は、もちろんおいしかったですよ。予想していた、川魚特有の生臭さは多少ありましたが、上品な味わいにうまく調理されていて、さほど気になりませんでした。NHKの「今日の料理」で知られる常見勝也さんが苦心して作られたお料理だそうですから、それもむべなるかな、なのです。
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なまず家 魚福
新宿区大久保2-31-16
■営業時間: 11:30?14:00、17:00?21:00
■定休日:日祝(第3日は夜のみ営業)
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モットーは「食は最高のコミュニケーション手段のひとつ」。言語や習慣の違いを越えて"おいしい!"で人と人をつなぐ世界の料理の魅力を広めたい思いから、珠玉の料理を求めて、拠点の東京をはじめ、日本全国・世界各地のレストランや食スポット等を取材で飛び回っております。
このブログでは、レシピやお店、旅行など世界の食べ物の話題を幅広く紹介します。
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