2005年09月18日

愛知万博で世界の料理7?オセアニア、東南アジア

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愛知万博の世界の料理めぐりも最後となりました。ラストを飾るのは、オセアニア、東南アジアの国々が集まる、グローバルコモン6。以下の国々のパビリオンがありました。






インドネシア
オーストラリア
カンボジア
シンガポール
タイ
ニュージーランド
フィリピン
ブルネイ・ダルサラーム
ベトナム
マレーシア
ラオス
南太平洋共同館

日本人に比較的、なじみのある国が集まったコモンですね。

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トロピカルでカラフルな看板デザインが目を引く、南太平洋共同館に集った国々は、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、フィジーなど11ヶ国。ほとんどが小さな島国で、日本からの交通の便が悪い国も少なくありません。よくぞはるばる!という感じですが、飲食系もさすが、レア物ぞろいでした。

上右写真は、フィジーのビール。ぜひ飲みたかったのですが、残念ながら売り切れ。同じく、サモアのビールもありましたが、こちらも売り切れでした。あぁ、もっと早く来たかった...。

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お次はバヌアツのコーヒー。こちらもめったにお目にかかれないものだと思いますが、値段が高かったので買いませんでした。バヌアツ・コーヒーは、館内のカフェで飲むことができます(300円)。

お隣は、パプアニューギニアの健康ドリンクです。こちらは残念ながら、展示のみだったよう。

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珍しい国といえば、ブルネイが単独でパビリオンを出展していました。ただしレストランやショップはなく、まじめな展示物だけ。サウジアラビアやカタールもそうだったのですが、お金持ちの国って、モノを売って外貨を稼ぐ必要などないから、ショップにはあまり熱心じゃない様子。ガツガツしていなくていいんですけど、訪問者としてはちょっと残念でした。

日本人にもっとなじみ深いタイは、広いスペースで、大々的にパビリオンを展開していました。マスコミ報道されたように、愛知万博が始まった当初は、あまりやる気のないパビリオンだったそうです。アンコールワットをモチーフにした、隣のカンボジア館の方がよほど気合が入っていたので、それを見たタイ人の訪問者がプライドを傷つけられ、ついには当初の担当者が更迭されて、新たに立派なものを作り直したのだとか。

パビリオン内では、タイ国自慢のタイ料理を提供していました。ところが、味の方はイマイチとの声が多いよう。タイ料理は、なまじ日本人に知られるようなったから、もはや珍しさだけでごまかせないのでしょう。

ベトナム館は、私たちの訪れた日はVIPの貸切で、残念ながらクローズ中。シンガポール館(トップ写真)は、展示物は評判でしたが、料理はイマイチのようでした。マレーシア館では、ロティ(小麦粉の生地をくるくる回して、鉄板で焼いたパン)の実演をやっていました。

東南アジアといえば、そのエリアだけでフード・フェスティバルができるくらい、おいしい料理が各国にたくさんあるはずなのですが、飲食方面でそれほど盛り上がっていなかったのが残念でした。

愛知万博で世界の料理8 ?エピローグに続きます。



profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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