2005年06月27日

京都 各国料理レストラン・リスト

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東京にない国のレストランも

■最新更新日:2011年6月28日

京都は、日本の歴史遺産が残る古都のイメージの一方で、大学が多く、海外からの学生や研究者らが往来する文化都市。だから、各国料理レストランが意外とたくさんあります。

しかも、こだわりの"ほんまもん"文化の伝統が息づいているだけに、本国並みの料理を提供する、優れたレストランが少なくありません。

そこで、京都市内にあるよさげな各国料理レストランを調査して、まとめてみました。グルメにお役立てください。

【アジア】


ランゼン (チベット料理)

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上京区土手町丸太町下ル駒ノ町554-3 (丸太町)
Tel. 075-256-0859
http://www.eonet.ne.jp/~rangzen/

■営業時間:11:30-14:00 17:00-24:00
■定休日:火

日本初の本格的なチベット・レストラン。京都の伝統的な町家造りの町並みの中にある、雰囲気のあるお店で、92年創業。

店は、チベット語講座をはじめ、「チベットやチベット難民などについて知ることができる」、チベットの情報発信基地としての役目も担う、まさに、文化都市・京都ならではの知的なお店。ダライ・ラマの著書も並んでいます。料理は、日本人向けのアレンジは一切していないようですが、口に合うんじゃないかと思います。

京都府美山産の無農薬野菜と平飼卵、低農薬のひとめぼれお米、国産小麦粉、天然塩など、素材にもこだわりが。皮の厚い手づくりのモモ(上写真。じゃがいも、チーズなどいろいろな具がある)など、素朴で優しい味わいが、何とも美味です。チベット各地(これもこだわり)の珍しい料理メニューはもちろん、バター茶や、チベット風ヨーグルトなどのサイドメニューも充実。コースは3850円から。

東京にもチベット料理を提供とうたっているレストランはありますが、どこもたいていネパール料理店と抱き合わせ。現状では、チベットの民族的なアピールの場というよりも、残念ながら珍しさ優先で、メニューの差別化に使われている程度ですね。


居酒屋アニル (ネパール料理)

中京区西木屋町六角北車屋町271 第一観光ビル6F 604 (三条河原町 徒歩2分)
Tel. 075-212-1774
http://www.kyotogmap.com/shop/0417_aniru/index.html

■営業時間: 18:00-翌2:00(平日・日) 、18:00-翌5:00(金・土)

店内は、ネパール人オーナー、アニルさんの実家をイメージしたそうです。ネパール料理店は、京都市内に他にもあります。



ZAPPA(バリ・インドネシア料理)

※閉店しました。

中京区河原町蛸薬師東入ル (河原町)
■営業時間:18:00-24:00
■定休日:日

バリなどのインドネシア料理のほか、マレーシアなどの東南アジア料理も。


ハファダイ・カフェ (チャモロ料理)

×オーナーがサイパンに帰国のため休業中です。

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東山区今熊野池田町4-14 富士ビル1F
(京阪「七条駅」「東福寺駅」又は 「JR東福寺駅」より徒歩7分)

http://saipan.web.infoseek.co.jp/shop/HafaAdaiCafe/

■定休日:月

チャモロは、グアム島やサイパン島のある北マリアナ諸島を中心とした、ミクロネシアの島々の先住民族。チャモロ料理は、土着の料理に、スペインやアメリカ、日本、フィリピン、中国、その他東南アジア諸国の影響が加わったもので、"レッドライス"(アチョーテの実で色をつけたご飯)や"ケラグエン"(レモン汁とココナッツを使ってチキンやえびを味付けした料理)、ハワイなどでもよく食べられている魚"マヒマヒ"を使った料理などが定番です。

サイパン在住経験のあるオーナーが開かれたこちらのお店(店名は、チャモロ語で"こんにちは"の意味)では、チャモロ料理と、ココナッツやグアバなどのフルーツを使ったトロピカルなドリンク、デザートを提供。カフェといいながら、お料理のメニューの種類がけっこう充実していて、しかも食材を現地から取り寄せる本格派です。

お料理は、全体的には、ココナッツを効かせた優しい味わい。さっぱりとした手づくりのココナッツ・アイスクリーム(かわいいココナッツの殻入り)も、とってもおいしいですよ!

ただのトロピカル・カフェに終わっていないところが、さすが。チャモロ料理のレストランは、東京にはないと思います。ランチ900円程度?。



まるボーズ
(モンゴル料理)(閉店)

左京区田中里の内63 (叡電・元田中駅)
http://www.marubooz.com/

■営業時間:12:00-14:30、18:00-23:00
■定休日:月

店名に爆笑。ボーズは、モンゴルの羊肉入り蒸しぎょうざのコトですね(かわいいなぁ。笑)。駐日モンゴル大使も訪れるそうで、メニューには、ホーショール(モンゴル式揚げ餃子)や、ホルホグ(羊肉の野菜煮)、モンゴルうどんなど本格派メニューがそろっています。馬頭琴のライブや、冷凍ボーズの販売も。


【中東】


シャンディズ SHANDIZ(ペルシャ、アゼルバイジャン、トルクメニスタン料理)

京都市中京区河原町三条上ル一筋目東入ル エアポートビル2F(地下鉄・京都市役所前駅)
Tel. 075-211-5577

■営業時間:17:00-24:00
■定休日:なし

アゼルバイジャン人、エスキャンダルザデ・レザさんのお店。以前「カスピアン・キッチン」という名前で営業していた新京極のお店が移転・改名されました。新しい店舗の場所は、京都市役所前の京都ロイヤルホテルの近く、トルコ料理店「イスタンブール・サライ」の次の道沿いです。

カスピ海に面した、イラン、アゼルバイジャン、そしてトルクメニスタンの料理を提供。料理は、ケバブやコフタ、ざくろを使ったシチュー料理、ピラフなどのお米料理といったもの。

東京にはアゼルバイジャン料理と銘打ったお店はありませんが、日暮里のイラン料理レストラン「ザクロ」の厨房にイラン系アゼルバイジャン人がおり、時々、コース料理に混ぜて提供しています(ただし、お店のスタッフの入れ替わりがけっこう激しいようですので、その時々に店主のアリさんに確認してみてください)。


イスタンブール・サライ (トルコ料理)

中京区河原町三条上ル恵比須町534-28 松木ビル3F (地下鉄・京都市役所前駅)
Tel. 075-213-2995
http://www3.kcn.ne.jp/~kaya-s/

■営業時間:平日17:30-22:30、土、日、祝日ランチ12:00-15:30、ディナー17:30-22:30
■定休日:水

京都ロイヤルホテルの隣にある、トルコ人シェフによるお店。ドネルケバブや、手作りヨーグルトなど、手作りのトルコの味を提供しています。


ファラフェル・ガーデン Farafel Garden (イスラエル料理)

左京区田中下柳町3-16 (京阪・出町柳駅)
Tel. 075-712-1856
http://www.falafelgarden.com/

■営業時間:11:30-22:00 21:30/LO
■定休日:無休

"世界最古のナチュラルフード"、イスラエルのファラフェル(ひよこ豆の揚げボール入りピタパンサンド)専門店。ファラフェルというとファーストフードのイメージがありますが、こちらは町家を改造し、2階建ての40席もあるフロアで提供。ファラフェルは、ボール3個入りが350円?と、値段はお手ごろです。フムス(ひよこ豆のペースト)やパパガヌーシュ(なすのペースト)などのトッピングも可能。

店内は無線LANを整備しており、ノートPCを持参すれば、自由にネット通信が可能。旅先でメールチェックしたいときに使えそうです。奈良に姉妹店「ファラフェル・キッチン」あり。


【ヨーロッパ】


ピカポロンツァ (スロベニア料理)

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右京区太秦森ケ東町29-7
(JR花園駅)
Tel. 075-871-0146
http://www.e385.net/pikapolonca/

■営業時間: 11:30-15:00(LO14:00) 、18:00-22:00(LO21:00)
■定休日: 日&毎月15日、21日

日本人の奥様をお持ちの在日30年近いスロベニア人、イゴール・ライラさんが経営する家庭的なお店。01年にオープン。東欧のスロベニアはそばの産地で、そば入りパン、デザートの"そばのギバニッツァ"270円など、スロベニアでポピュラーなそば(粉と実)や、ハーブ、豚肉を使った手作りのお国料理を提供しています。

上写真は、そば粉のピッツァ550円。コースは3150円?ですが、ない時もあるようですので、事前に確認を。スロベニアでブレンドしたハーブティーも販売しています(こちらもおいしいです)。スロベニア料理のレストランは、東京にはないですね!


ザ・ヒル・オブ・タラ The Hill of Tara (アイルランド料理)

中京区御池通り河原町東入る ミレニアム御池ビル 1F・2F (地下鉄東西線・京都市役所前)
Tel. 075-213-3330
http://www.thehilloftara.com/

■営業時間:17:00-0:00(日?木)、17:00-翌1:00(金土)
■定休日:無休

アイルランド人シェフ・アイヴァン・ウィーランさんの料理指導による、本格派アイリッシュパブ。

"キルアルゥ地方のポーチドサーモン"、"ケリー風ラムチョップ"、"ドンキーフォードのフィッシュ&チップス"といった、アイルランドの地名を冠したメニューや、店名(「風と共に去りぬ」のアイルランドの血を引くヒロイン、スカーレット・オハラの台詞でも知られる、アイルランドの聖地)が、この店のこだわり度を計るモノサシといえそう。


キエフ (ロシア料理)

東山区縄手通四条上ル 鴨東ビル6F (京阪・四条)
Tel. 075-525-0810
http://www.restaurant-kiev.com/

■営業時間:12:00-24:00
■定休日:無休

京都・南座の近く。キエフという店名から、ウクライナ料理(キエフはウクライナの首都)と思いきや、ロシア料理のレストラン。ソビエト時代の1972年、京都市とキエフ市が姉妹都市になったのを記念してオープンした店だそうです。ランチ1100円?。ロシア料理をはじめ、ウクライナやグルジア、ウズベキスタンなど旧ソ連の料理メニューもあります。

東京にある加藤登紀子さんのご両親が創業したロシア料理店「スンガリー」の系列店で、時には加藤登紀子さんが出演するライブステージも。またサロンやツアーの開催など、文化発信基地としての役割も果たしておられるようです。


アウデ・カース (オランダ料理)

※以前は京都にあって、大阪に移転したお店ですが、参考までに。

大阪市北区西天満2-5-6 冨田鍼灸院2F(京阪本線&地下鉄・御堂筋線・淀屋橋駅より徒歩3分)
Tel. 06-6361-3292
http://www.restaurant.gr.jp/oudekaas/

■営業時間:11:30-14:00、17:30-22:00
■定休日:第3土・日・祝

ありそうで、実はなかなかない、オランダ料理のレストラン。こちらのお店では、家庭料理を中心に、クレープのようなオランダ特有のパンネンクーケン、じゃがいも料理のスタンポットなどを提供しています。

東京にもオランダ料理レストラン「クックエンゾピー」がありましたが、閉店してしまって、残念ながらオランダ料理の店は現在、ありません(その後、十条にオランダ・カフェ「レーベンホーフ」がオープンしました)。かの長崎にもないくらい。


【アフリカ】


アシャンティー (ガーナ&アフリカ料理)

※閉店しました。

右京区西京極西大丸町50-2 (阪急西京極駅)
http://www.ashantirestaurant.com/

■営業時間:11:00-14:00(L.O. 日曜日はなし)、17:00-23:00
■定休日:月

シェフとして約30年のキャリアを持つガーナ人、ケネス・アイザック・ンクラベアさんによるガーナとアフリカ諸国料理のレストラン。ケネス(ケン)さんは、本国ガーナのホテルをはじめ、ヨーロッパ諸国を廻る船内や、アルジェリアの各大使公邸で、シェフとしての勤務経験がおありだそうです。

だから、"エグシ・シチュー"など故郷ガーナの味はもちろん、北アフリカや、ヨーロッパ風の洗練された料理もお手のもの。メニューには、"鹿さし しょうが醤油"などという、和風料理もあります。

東京には、アフリカ家庭料理の店はあっても、長いキャリアを持つ、プロフェッショナルな西アフリカ出身者シェフのレストランは、ほとんどないのでは。



カフェ・ル・バオバブ(マリ料理)

※閉店しました。

左京区一乗寺築田町95 メゾン白川201 (叡電・茶山駅、京都造形芸術大学から徒歩5分)
http://www.cafelebaobab-jp.com/

■営業時間:10:00-12:00
■定休日:月

京都造形大学から少し北へ歩いて5分のところにあるマリ家庭料理の店。ティガデゲナやヤサ、スープカンジャなど、マリから直接仕入れてきたスパイスを使った家庭料理のほか、ジンベレ(自家製ジンジャージュース)や、ダブレニ(ハイビスカスのジュース)など、体にやさしいマリのハーブティーなどのドリンクがいただけます。

マリは、ティンブクツに代表される、古代より文明の栄えた地であり、かのサリフ・ケイタ(彼は、古代マリ帝国の始祖スンジャータ・ケイタの直系の子孫だといわれる)をはじめ、世界的なミュージシャンを数多く生み出してきた文化度の高い国。京都と不思議としっくりなじむ感じがします。



【北アメリカ&ラテンアメリカ】



■クレオール・サンドウィッチ (カリブ・マルティニーク料理) KREYOL

京都市中京区丸太町通高倉東ル坂本町686-2 マルタカビル1F
Tel. 075-231-3687
http://orange.ap.teacup.com/creole/

■営業時間:[月-金]11:00-19:00、[土日祝]11:00-16:00
■定休日:不定休

カリブ海にあるフランスの海外県で、「花の島」ともいわれるマルティニーク島出身のレジナ・フランソワさんのカリビアン・サンドウィッチのお店。干し鱈やチキンなどから具をチョイスできます(レギュラーサイズ500円、カリビアンサイズ800円)。ほかにマルティニークのマイルドなコロンボカレーや、トロピカルドリンク、カリビアンアイスクリーム、ラム酒(もちろんマルティニーク産)なども。

サンドウィッチ(バゲット)は、ベトナムのバインミーのカリブ版とでもいうべきか。カリブとひとことでいっても、たくさんある島ごとに文化も違うし、音楽も違うのですが、マルティニークや(お隣のグァドループなどフレンチカリブと呼ばれているところ)は、料理のおいしさでも群を抜いていると思います(過去現在フランス領だったところは、料理も美味なのです!)。ラム酒もおいしそうなので、次回はぜひ試したいところ。

レジナさんはマルティニークのミュージシャンともつながりがあるそうで、BGMはもちろん彼らの曲。ビギンにズーク、それにかつて、ワールドミュージック・ブームのときに来日したこともある"マラヴォワ"のエレガントなサウンドなどが流れたりすると、お店にいるだけで、美しく、洗練されたマルティニークに行きたくなるはずです。


クリフ ・ドゥウェラーズ・カフェ (ネイティブ・アメリカン料理)
×閉店したようです

中京区烏丸通二条下ル アスヴェル京都二条烏丸1F

ネイティブ・アメリカン(アメリカ先住民=かつて"インディアン"といわれていた人々)の料理を紹介している、カフェ風のお店。サンタフェ周辺に住むナヴァホ族のパンなど、珍しい料理がいただけます。
東京にも、浅草の周辺に1軒あったような気がするのですが、今、名前が思い出せません...(調べておきますね)。


タケリア・パチャンガ Taqueria Pachanga (メキシコ料理)

左京区田中大久保町22 (叡電・元田中駅)
Tel. 075-712-7891
http://www.leafkyoto.net/s_search/shop.php?sId=476

■営業時間:12:00-22:00
■定休日:火

とうもろこしの皮のタコスを手づくりしている、本格派といえる店。モンゴル料理店「まるボーズ」もある叡山電鉄の元田中駅は、京都大学に近いので、おもしろい各国料理店がちょこちょこあるのかも。


アチェ Ache (キューバ料理)
※閉店されたようです。

伏見区中島外山町18 
http://tabunka-map.net/spots/kyoto/ache/ache.html

■営業時間:17:00-23:30
■定休日:日・祝

京セラ本社から赤池方面に行った場所にあります。キューバに1年間ホームステイ経験のあるオーナーのお店。"コングリ"(黒豆ごはん)、"トストネス"といった典型的なキューバ家庭料理のほか、メキシコなど中南米料理を提供しています。

東京には、キューバ料理レストランでは、閉店した老舗「ボデギータ」の流れを汲む「キューバンカフェ」(築地市場)がありますね。


森繁 (南米インカ料理)

×2005年7月にご主人がお亡くなりになり、残念ながらお店を閉められたようです。ご冥福をお祈りいたします。インカコーラの販売は続けられているとのこと。下にリポートのみ残しておきます。

森繁
下京区西木屋町通四条下ル(四条河原町)
Tel. 075-351-1702
http://gourmet.yahoo.co.jp/gourmet/restaurant/Kinki/Kyoto/guide/0303/P006484.html
http://www.m21.or.jp/fame/old/backissue/9708bi/0809.html

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スペイン人が侵略する以前のインカ(現ペルー)の料理を提供する、1957年創業の老舗有名店。"インカ料理"と銘打ったレストランは、日本でこちらだけです。

メニューは、3日間煮込むという、とうもろこしの入ったちょっとスパイシーな"インカ・シチュー"(メインメニューについてくる)をはじめ、バナナやりんごを揚げた"カパック"、"コンドル"(巨大なチキンのフライ。コンドルの肉っぽい外観。?上写真)、"コンチータ"(貝料理)、"チチャロン"(ゆでた黒豚)など(価格はセットで各2800円前後)。ランチには、"インカカレー"というメニューも。

インカ帝国に思いをはせながら、夢をいただくという感じでしょうか。メニューには、現在はペルー料理として知られるものも含まれていますが、最近、神奈川の工場地帯あたりに増えた、日系人向けのペルー料理レストランとは一線を画しています。自社でビン詰め製造しているという、天然コーラ(=インカコーラ。1杯400円)には感動しました。

地元の人よりも、旅行者のお客さんが多いそうですが、50年近くも前にこんなお店ができて、今も続いているなんて、京都の文化度が計り知れるようですね。


エステレーラ (ブラジル料理)

中京区先斗町通三条下ル 歌舞練場南隣 エメラルド会館1F・2F
Tel. 075-255-4419
http://www.comyon.com/

■営業時間:17:00-24:00
■定休日:月

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夏の鴨川納涼床や、舞妓さんが往来する風情のある花街として知られる先斗町(ぽんとちょう)。ガイドブックに必ず紹介される、京都の観光スポットであるこちらにも、今や、韓国料理やタイ料理、フランス料理、ロシア料理など、インターナショナルなレストランが意外と進出していて、驚きました。

先斗町にある、ブラジル料理を提供するこちらのお店は、シュハスコ食べ放題や、サンバのライブがウリ。鴨川側からブラジルの国旗が見えます。えー、納涼床でサンバショーやるの???と、一瞬、目がテンになりそうでしたが、納涼床は、同じ建物内の韓国料理店「コミョン」が使っているそうで、ホッ(笑)。


とりあえず、こんな感じで。東京在住の旅行者が、旅先で使うために調べた情報ですので、ほかにもまだあると思います。地元在住のこやまあきゆきさんのブログ「京都くいしんぼうの会」の情報が秀逸です。

お店の情報は変わる可能性があります。気づいた限りで修正していきますが、実際に行かれるときは、どうぞ事前にチェックしてくださいね。また、ほかにお店をご存知でしたら、ぜひ教えてください。インド、タイ、韓国、ベトナム、スペイン料理レストランなどは、複数あるようでしたので、今回は掲載しませんでした。また別の機会に...。

以下の地元のグルメサイトもご参考に。
京都くいしんぼうの会
京都グルメサーチ (各国料理&エスニック)
ホットペッパー京都

***

京都におもしろいレストランが多いのは、個人経営の趣味を活かせる店が受け入れられ、まだまだ成り立っていける環境にあるからかもしれませんね。住環境も、東京よりはるかによさそう(私も、もし外国から日本に移り住むなら、東京より京都を選ぶと思う)。

それに、「ハファダイ・カフェ」にしろ、「ランゼン」にしろ、わが道を往くワン&オンリーな魅力を放つ店。研究肌でこだわるのが当然とばかりに、奇をてらわず、サラリとしたところがステキです。

その証拠に、店数こそ多い東京は、正直、会社から何ヶ月か現地修行に行かされただけでその国の料理を語ってしまう生半可なお店もけっこうあるのですが、京都にはハズレが少ない。全体的にお店、そして料理のレベルが高いんです(だから、お客としても安心できます)。

個性的な老舗がひっそり姿を消しつつある、地代の高い首都の中心地や、また商人の街では、なかなかこうはいかないかも。京都は、趣味人には居心地のいい街に違いありません。

京都に来たら京懐石や豆腐料理もいいですが、たまにはステレオタイプなイメージを忘れて、珍しい各国料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。


※注:住所にMap Fanの地図リンクを試みましたが、ずれている場合があるかもしれません。お許しください(努力しましたが、ヒットしない住所もけっこうありました)。上ル、下ルといった、古風な京都の住所は、きっと検索エンジン泣かせなんだわ...。

※また、営業時間・定休日・お店の閉店・開店は変更があった場合、気づき次第、修正していますが、更新が追いついていない場合があるかもしれません。自己責任でご利用ください。


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


※この記事・写真等はe-food.jpが著作権を所有しています。無許可での転用・転載は絶対しないでください。記事の原稿、写真は販売しております。→詳細「利用規約」

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コメント

quarkさん
コメントをいただきありがとうございます。「京都くいしんぼうの会」さんのリンクから来られたとのことで、うれしいです。

「ZAPPA」さんは閉店ですか...。東京もそうなのですが、各国料理レストランはけっこう移り変わりが激しいようで、長く営業している老舗に敬意を表したくなりますね(たとえば「キエフ」や東京にある系列店の「スンガリー」)。

  • 2009年09月11日 17:26

「京都くいしんぼうの会」からリンクを飛んできました。
私も京都暮らしが長く、各国料理が好きなもので、こちらで紹介されているお店も何軒か入ったことがあります。

家が近所なのでよく通った「ZAPPA」さんは、数ヶ月前に既に閉店されています。今は普通のカフェになってますね。

  • quark
  • 2009年09月08日 14:25

ゆさん お会いできて光栄です。京都にないお店が東京にたくさんあるので、行ってみたいお店がいっぱいですが、京都も世界中の料理が楽しめる町になっているので、毎日京都で食べ歩いている私にとっても、まだまだ行ってないお店がいっぱいです。
たくさんある中で、スイス関係者ご推薦の「リンデンバウム」フレンチの「ベルクール」スペイン料理「フィゲラス」「アントニオ」「エル フォゴン」モンゴル料理「モンゴル餃子」アイルランド料理「MCLOUGHKIN’S」ハワイ・マウイ「ウリ・ウリ」バリ「バリバリインドネシア」ベンガル料理「ベンガル湾」北インド宮廷料理&南インド家庭料理(オーナーはタミル人)「ティラガ」フィリピン料理「アジアティカ」インド料理「RAJU」「アショカ」「ムガール」「ケララ」「アジャンタ」「タージマハル」ベトナム料理「スワン」ネパール・インド・チベット料理「HIMARAYA」イスラエル料理「Falafel」フィリピン料理「アジアティカ」ジャマイカ中南米「中川酒店」四川料理「駱駝」「老安記」東南アジア「アジアデリカ」タイ料理「タムサバイ」「イーサン」「アジアティカ」フレンチ・地中海料理の「エルゴビバームス」は、クロアチアとの交流もある。アメリカ「ホンキートンク」「スピークイージー」
カフェやパン屋さんなどの専門店で、外国のものが食べられたり買えるお店は、フィンランドパン「キートン」
お酒も楽しめる専門店 スペイン料理「セサモ」「タパタパ」スキューバスポットの料理とお酒「バラクーダ」(奄美・沖縄・台北・ハワイ・グアム・オーストラリア) ニュージアーランド専門「グリーン」 スコットランドパブ認定のお店「ホリエズ バー(料理も豊富)」
アメリカンカジュアルな感じ「ヴェリーベリー」フィンランド「フィンランディアバー」ロシア「ウオッカバーナカニシ」
京大や同志社には、留学生の為に様々な料理が食べられるレストランやカフェがあります。例京大「カンフォーレ」(エジプトビールイスラム法によって扱われたチキンの料理とか)
  以上 公開していただかなくて結構です。ご参考までに

  • こやまあきゆき
  • 2007年10月09日 00:08

まるぼうずも閉店。
七条京阪に「モンゴル餃子」がくぁります。
「京都くいしんぼうの会」のブログには、ほとんどの京都の外国料理店が網羅されています。

  • こやまあきゆき
  • 2007年06月07日 17:38

まるさん、コメントをありがとうございます。
「アニル」の常連さんでいらっしゃるのですね。すてきなお店とのご推薦で、私もぜひ訪ねてみたいです。

  • 2007年01月04日 09:43

ラブさん、コメントをありがとうございます。とうもろこしの粉でトルティーヤを手作りしているというメキシコ料理店「タケリア・パチャンガ」などは、京都の本物志向をよくあらわしていますよね。

  • 2007年01月04日 09:40

ネパール料理のアニルはよく行きます。
とっても素敵なお店です。
特に、ナンが最高においしいです。他にもモモなど
ネパール料理を手軽においしく味わえるお店だと思います。

コース料理もいいですが、ちょっと立ち寄って軽くお食事っていうのもおすすめです。店員さんのオリジナルカクテルもありますよ。

お店の雰囲気も店員さんも素敵ですよ。

  • まる
  • 2007年01月03日 22:03

知らなかった、でも行きたかったお店が閉店してしまっているのは、残念です。
メキシコ料理店を探していたので、行ってみたいと思っています。

  • ラブ
  • 2006年07月16日 08:04

ゆんさん、isobeさん、コメントをありがとうございました!ご参考になればうれしいです。

京都出身の人から"京都の料理って何?”と反対に聞かれることがあって、あー、私ってステレオタイプなイメージばかり鵜呑みにしていたんだなぁと考えさせられることがあります。

成熟した文化都市としての京都の魅力を、各国料理というモノサシで見てみるのも、たまにはおもしろいですよね。

  • 2006年04月08日 17:35

とっても丁寧に各店を紹介されていて、わかりやすいです。
東京在住ですが京都には年に何度か行っているので、参考にさせていただきます!

  • isobe
  • 2006年04月07日 11:17

ピカロポンツァは行ったことがあります。こじんまりとしたお店で、1Fがパン屋さん、2Fがレストラン。靴を脱いで上がった2Fは、まるで知り合いの家を訪れたような、親しみやすい雰囲気でした。

  • ゆん
  • 2005年10月11日 23:37

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