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2005年02月01日

スワガット|インド料理|江古田

156ee0c9.jpgflag_india練馬区の江古田にあるインド料理レストラン&バー。こちらで行われた、あるパーティーに合わせてうかがってみました。

写真は、特別料理の"ムルグ・マサラム"。チキン一羽に、ビリヤニ(フライドライス)を詰め、カレーのグレイビーをかけて調理した宮廷料理だそうです。見た目もきれい!かなり手のかかる料理だそうで、それだけにやみつきになるようなおいしさでした。

また、切ったチキンの中に、ゆで卵が入っていてびっくり。ちなみにこのムルグ・マサラムは、事前に要予約とのことです。

西武池袋線の江古田は、日大芸術学部武蔵野音大という芸術系の大学があるせいか、私鉄沿線にしてはユニークな各国料理系レストランが集まっている町。「スワガット」のほかにも、イスラエル料理の「シャマイム」や、トルコ&ペルシャ料理の「ラリン」、インド、ネパール料理の「スワタントラ」、ウィーン料理の「パパゲーノ・ガルテン」などのお店が。うーん、けっこうすごいラインナップですね。

ユニークなだけではなく、クォリティもなかなか優秀。たとえば、現地の高級ホテルのレストラン出身という「スワガット」の2人のインド人シェフは、お店の方針により、「日本人の口に合わせて」とか「材料費を抑えて」といったことを考える必要なしに、自分たちがおいしいと思う本場の味を再現しているそうです。

swagat3お店には、"ハラナン"(ほうれん草のペーストが入った緑のナン)や、"ハラカバブ"(ほうれん草とグリーンピースとポテトのカバブ)といった、野菜を使った珍しいメニューも。また、インド製ウィスキー(写真。"McDowells"という、もっともらしい?ネーミング)などがごく自然に出されたり...。お客さんにインド人が多いというのもむべなるかな。

さらに、江古田のいいところは、学生街だから値段が手頃なこと。「スワガット」にも"学生セット"という安いメニューがありました。残念ながらこれは学生さんのみの特権とのことですが、通常メニューもカレー1皿1000円以下-と、六本木あたりのインド料理店に比べたら割安です。

というわけで、コストパフォーマンスでも侮りがたし江古田。各駅停車しか止まりませんが、ご近所の方はぜひ寄り道を。

スワガット
練馬区旭丘1-76-4
Tel. 03-3953-1091
http://www.swagat-jp.com/

おまけ

江古田は、各種コミュニティ・サイトも充実している様子。若くてクリエイティブで楽しげで、何となく芸術家肌のAB型の人が多そうな町(笑)、なんて印象を持っています。

■江古田検索エンジン EKoo!
■江古田!町内会 えこだ・いんたーねっと・ちょうないかい
■江古田の歩き方(更新ストップ中)


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki

e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、全日本司厨士協会会員 調理師。主な著書:図鑑NEOまどあけずかん「せかいのりょうり」監修(小学館 2021)、「世界の郷土料理事典」(誠文堂新光社 2020)。

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