2004年09月28日

シンドバッド|レバノン料理|新宿

sinbad_shwarma.jpg

西新宿のレバノン料理店

最新訪問日:2006年7月26日

【西新宿】西新宿の"スパイスロード"内にあるレバノン料理レストラン。

写真は、ランチのシュワルマ(薄切り牛肉のスパイシーソースがけ)。サラダとドリンク飲み放題で995円、いわゆる中東のシュワルマとちょっと違い、近隣の日本のサラリーマン向けにアレンジしているようですが...。

ちなみに、このお店が入っている"アイランドタワー"の地下1階は、6店舗の複合レストラン・フロアの"スパイスロード"をはじめ、ちょっとしたエスニック料理レストランのたまり場です。

sinbad1.jpg

左写真は、以前、ランチにもあったメゼ(前菜)のセット。東地中海に面したレバノンの料理は、ひよこ豆のペースト"ホンムス"、焼きなすとピーマンの練り合わせ"ババガヌージ"などのメッツェ(前菜。上写真)や"ピタパン"、焼肉の"シャワルマ"、"カバブ"、スパイシーなチキンのシチュー"タジン"、炊き込みご飯の"マクルウバ"など、周辺国で食べられている料理と共通するものがたくさんあります。

ただ、トルコ料理に似ているとは、レバノン人は認めたがらないでしょう(笑)。長い間オスマン・トルコに支配されていた国ですし、レバノンに古くから伝わる料理が、今日ではトルコ料理として知られているケースもあります。

アラビア半島を代表する伝統的な美食の国として、「世界三大料理は、フレンチと中華とレバノン料理である」と、彼らは誇りを持って信じているようです。

また、レバノンは、中東にありながら古来からキリスト教徒が住み、フランスに似た土壌でワイン造りが盛んでした。今でも優秀なレバノン・ワインが、世界市場に出回っており、コンクールで金賞を受賞しています。

さて、日本では数少ないレバノン料理店として長く営業を続けている「シンドバッド」(10年目を迎えたそうです)。場所柄なのか値段がやや高めで、また、複合フロアのためザワザワとしていて、レバノン文化にゆったりひたるのは難しそうなのですが...。

ただ、今ではさほど珍しくなくなったベリーダンスのショーを、かなり先駆けて取り入れたのは、なかなか先見の明があったのでしょうね。ショーは、今でも定期的にショーを開催しています。

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シンドバッド
新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー アイランドパティオB1F スパイスロード内
Tel. 03-3343-3783
http://www.sindbad-tokyo.com/

■営業時間:ランチ 11:00-16:00、ディナー 16:00-23:00 (ラストオーダー22:00)
■定休日:元旦(1月1日、2日)、2月の第3日曜日
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メモ
ロンドンのハイストリート・ケンジントンにある「Phoenicua(フェニキュア)」というレバノン料理レストランは、レバノン人のマネージメントによる、洗練されたいいレストランでした。

ロンドン・エスニック・タウン

オーストラリアのメルボルンには、70年代の内戦時代に移住したというレバノン人の街があり、レバノン料理レストランのほか、食材店やパン屋さんが林立していました。 レバノン料理には、トルコ料理とはまた違ったアラビア的な魅力があります。同じように見える地中海諸国の料理をいろいろと食べ比べてみるのも、なかなか楽しいですよ。


profile 著者:青木ゆり子 Author: Yurico Aoki


e-food.jp代表、各国・郷土料理研究家、「世界の料理レシピ・ミュージアム・ライブラリー」館長。

2000年にサイト「世界の料理 総合情報サイトe-food.jp」を立ち上げ、以後、執筆、講師、レシピ開発、在日大使館や大使公邸でのシェフなどとして、食で日本と世界を相互につなぐ社会貢献をモットーに活動。
プロフィール詳細
著作: 「しらべよう!世界の料理」全7巻 (ポプラ社 2017)


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